鉄道

遠州鉄道にはガッカリだ

航空自衛隊浜松広報館は見た、浜松ジオラマファクトリーも見た、ザらスも覗いた…といったところで、浜松の街中で中途半端に時間が余ってしまう。 そこで特に目的も無く、遠州鉄道で新浜松から終点西鹿島まで乗ってみたのだが、岩水寺駅の古レールを柱にした…

栃木〜宇都宮の旅

3月第2週の土・日曜、ふと思い立って栃木に行ってきた。何故思い立ったか、その理由を言い出すと、私は結局、他人の不幸や非業の死をただニュースとして消費しているのだなという話になってしまうので詳述しない。まぁそんなこんなで、3月1〜3日の静岡…

雪に弱い都心部の鉄道

雪に弱いのは仕方ないが、雪は積もっていないのに30分も遅れるのが宇都宮線・高崎線。 積雪を見込んだ間引き運転が上野駅での乗客混雑を招き、列車が身動きできなくなったのだった。 雪に弱いだけでなく頭が弱いと言われても仕方ないだろう。

上田電鉄別所線の駅舎

2月2日に日帰りで行ってきた、長野県上田市の話題の続き(前回は→●)。何をしに上田くんだりまで出かけたかというと、まずはとにかく上田電鉄別所線に乗ることが目的でした。忠魂碑の写真とかも撮ってますがそのあたりはまた別の機会に取り上げるとして、主…

「続 鉄道路線変せん史探訪」

「続 鉄道路線変せん史探訪」(集文社)、守田久盛・高島通著。1979年12月刊。これまた宇都宮東武の古書市で購入、1470円。 この本はまず、横須賀線などの東海道支線、日光線などの東北支線のそれぞれ開業までの経緯を紹介。後半は「近代化の足がかり」と題…

おもちゃのまちの壬生姉妹

シンボルキャラで地域PR 壬生・おもちゃのまち 〈下野新聞 2012年12月30日付〉 【壬生】おもちゃ団地協同組合や東武鉄道おもちゃのまち駅、周辺商店会などが新たに「おもちゃのまち活性化推進協議会」を発足、町おこしを進めている。地域活性化に向けシン…

アイヌと義経、ドゴンとシリウス

大河ドラマ『平清盛』が完結、ということでひとつ源義経の話。1880年、今は小樽市総合博物館があるあたりに北海道初の鉄道が開業しました。そこを走った機関車の名前は「義経(義經)」とか「弁慶(辨慶)」という。なぜ義経かといえば、源義経は衣川で討たれる…

新潟・沼垂の旅

新潟出身の牌子さんからコメントをいただいたから新潟の写真でも貼っていこう。長岡で寝て起きた11月18日日曜日。私はどこに出かけたかというと、電車に乗って新潟を目指したのだった。♪約束も行く宛もない〜状態で、そういう時は市内観光でそれなりに見応え…

栃尾観光

てなわけで、あまりにも「ゆめのかよいじ」の話ばかりが続いたので、ちょっと気分を変えて? 栃尾の旅の画像でも貼っていこう。 「越後交通(株)協力」というわけで、栃尾行きバスには「ゆめのかよいじ」をアピールする前掛けが。 バスは途中、廃止になった鉄…

長岡そして栃尾

というわけで今日は長岡泊。 「ゆめのかよいじ」を観るのが目的なのだから……。 昔―― 遠くへ行くのに鉄道しかなかった頃 その線路にたくされた期待は どれほど大きかったことだろう 鉄道だけがはるか遠くの 場所につながるものだった頃… これを実体験しようと…

「ゆめのかよいじ」を観る前に諦めておくことその2

【鉄道の存在が軽い、ていうか多分出ない】 舞台がバスでしか行けない町なんだからしょーがないといえばしょーがない。けど。 昔―― 遠くへ行くのに鉄道しかなかった頃 その線路にたくされた期待は どれほど大きかったことだろう 鉄道だけがはるか遠くの 場所…

最近見たテレビ番組

『武装神姫』 スタッフにはもうちょい鉄道に興味を持ってくれよと思う。今どきっていうか未来の話なのに鉄道で材木輸送って……。しかもコンテナ車と混成というまとまりの無さよ。 「神姫たちは吹きさらしの荷台に乗って旅していたが、うっかり荷物を落として…

東京駅の猫は幻

2月18日付エントリの続き。リンク先まで見に行かなくても分かるよう、同じ話をちょっと繰り返します。 ◆ 『話』という戦前の雑誌、昭和8(1933)年4月号に「東京駅物語」という記事があります。その中で「東京駅の名物」とされながら、今では全く言及されない…

電車に乗って観艦式を見に行こう!

ガノタには「ソロモンよ、私は帰ってきた!」で核バズーカを喰らわされたことで知られる観艦式ですが、今回話題にするのはリアルのほう、日本海軍が1936年に挙行した観艦式についてです。 先日、大宅文庫に行って、『話』という戦前の雑誌、1937年1月号の「…

「仮面ライダー 超・電王トリロジーRED」と田浦

テレ朝チャンネルで2010年春に公開された映画版電王をやっていたので視聴。仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー コレクターズBOX【DVD-BOX】出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2010/10/21メディア: DVD購…

大磯で狐に化かされた

14日、気まぐれで大磯に行った。所用あって「休日おでかけパス」(またの名を「ボッタクリデーパス」……といいたいところだがじきに「ホリデーパス」の存在も忘れられるのだろう)を購入したのだが、昼過ぎにはその用が済む。さてこの切符でどこに行こうか、…

岐阜羽島駅をめぐる「通説」

フリー百科事典ウィキペディア「岐阜羽島駅」の項には、真っ先にこう書かれています。 駅前には地元の大物政治家・大野伴睦夫妻の銅像が立ち、ひところは政治駅の代名詞のようにも言われた。 「鉄道と政治」の項、「中山道ルートと岐阜羽島駅(東海道新幹線…

「業平橋」に伝統は無い

そらまぁ、東武鉄道に業平橋という駅名が生まれてから80年以上だから、それで十分な伝統だといえる。伊勢物語の世界がイメージされる、というのも、マァそうだろう。けれど、業平橋周辺が「在原業平ゆかりの土地」だというのは、間違いなのだ。これ、「捏造…

謎の電車

(↑つづき) トロリーバスに比べれば、「訊けば知っている人がいるだろう」と、さほどの謎でないのが電車だ。これも『東京電燈株式會社開業五十年史』(昭和11年/1936年)、「廣汎なる電氣の用途」に載っていた写真。 2両固定編成だとか半流線型の正面形だ…

謎の電氣自動車

『東京電燈株式會社開業五十年史』(昭和11年/1936年)、「廣汎なる電氣の用途」という見開きの記事に載っていた小さな写真(東京電燈は東京電力の前身です、念のため)。 「電氣自動車」なのだという。1936年というのが、チト微妙である。燃料統制が厳しい…

東京駅の猫の幻

前回(2月17日付)に続き、『話』昭和8(1933)年4月号の「東京駅物語」の話題。この記事で「東京駅の名物」とされているのに、今では全く言及されないものがあります。 その他東京駅の名物と云えば三匹の猫だろう。猫と云ったとて生きた猫ではない。天井と壁…

東京駅を洋風建築にしたのは誰か

もういっちょ(前回は2月15日付)、戦前の雑誌に描かれた東京駅の話題。 今回は『話』誌、昭和8(1933)年4月号掲載の「東京駅物語」という記事です。執筆は高田晋、津田尭画によるカットが3点。どちらも詳細不明。 私はこれまでにも何冊か東京駅の歴史につい…

写真行脚 東京の玄関(その三)

というわけで、『婦人画報』誌1927(昭和2)年2月号掲載の「写真行脚 東京の玄関(その三)」をテキストに起こしてみた。写真は写真部の島村生氏、著者は「XYZ」氏。何者なんだー。 あまりにも面白いのでつい全文を写してしまったけれど、適宜私の感想が挟んで…

大宅文庫に行ってきた

仕事で大宅壮一文庫に行く用ができたので、ついでにシュミ的なものも閲覧&複写。 ◯『婦人画報』誌1927(昭和2)年2月号 「写真行脚 東京の玄関」記者XYZ 写真部島村生 2枚 今回最大のヒット。戦前の写真ルポに、これほどお茶目な記事があるなんて予想外だっ…

その名は「秋田(はぁと)美人ライン」

秋田内陸縦貫鉄道の愛称が、公募を経て「秋田(はぁと)美人ライン」に決定。正気を疑うセンスの愛称だけど、ウェブ上で「世の中には美人薄命という言葉もありますから、廃止になる前に乗りにいかないと」というリアクションを見かけて、なるほどと納得。た…

都営12号線は新宿終着

BS朝日テレ朝チャンネルで「デジモンアドベンチャー」、アニマックスで「デジモンアドベンチャー02」、テレビ朝日で「デジモンクロスウォーズ」を並行して観ていると、混乱はしないが妙な感じ。「カラテンモン? いやその声はゲンナイさん!」とか「はじける…

『秘密戦隊ゴレンジャー』#29「なぞの封印列車」

ファミリー劇場で『秘密戦隊ゴレンジャー』を観ていたら、いきなり電気機関車が牽引する貨物列車が映った。第29話「なぞの封印列車」の回で、サブタイトルどおりこの列車がメインとなるらしい。鉄道が出てくるとなれば場所を特定したくなるのがマニアの性分…

猿の軍団と山口線

『猿の軍団』、ツッコミどころが多過ぎて真面目に観られたもんじゃないのだが、ドラマ自体は緊迫感があってそれなりに面白い。 昨日チャンネルNECOで放送された第4話では、駅と列車が舞台になった。鉄道が出てくるとなれば場所を特定したくなるのがマニアの…

映画「カラフル」観た

映画「カラフル」を観てきた。 大スクリーンで玉電の砧線が色付きで動いたことに☆☆☆☆☆! 砧本村駅(風)の完成品ディオラマだってもってるんだぜー、といっても車両は名鉄だけど。 ♪そこにーはただーかぜーが ふいているだけー(インストロメンタル) しかし、…