最近見たテレビ番組

武装神姫 スタッフにはもうちょい鉄道に興味を持ってくれよと思う。今どきっていうか未来の話なのに鉄道で材木輸送って……。しかもコンテナ車と混成というまとまりの無さよ。
「神姫たちは吹きさらしの荷台に乗って旅していたが、うっかり荷物を落としてしまった」ってシチュをやりたかったんだろうけど、だったら砂利積んだホッパ車にしておけって。
まぁでもなんだかんだで今や秋新番で唯一の楽しみとなっている。小さなロボットが街や家の中で戦ったり家事をしたりするスケール感の面白さを見せつつ、ホログラフの設定によって「等身大」でお風呂に入ったりビーチで遊んだりするあたり、うまいこと設定を使ってるなぁと思う。
……設定を言い出すと、「テクノロジーレベルはどうなってるんだ〜」とか「人形サイズとはいえ自律アンドロイドが野良状態で放置されてたりとか法規というか社会システムはどうなってるんだ〜」とか、そこらへんが気になるんですが、まぁ、ものすごくアバウトにしか描いていないので逆に許容範囲かと(「ガルパン」にはそういうとこで付いていけず脱落)。

ひだまりスケッチ×ハニカム 面白いけど新味が無い、新味が無いけど面白いので見てしまう。どこがどうとはうまく言えないけど第三期には確かにあった手抜き感が払拭されてるので(どう払拭されたかもまた言えない)、そこは良いんじゃないでしょうか。

『えびてん』 MXで第5話、AT-Xの無料放送で第4話を視聴。謎の少年が乗ってる車が特に脈絡無くAZ-1なのは「エイズィ」のダジャレかひょっとして。
いやまぁ私は「北斗の拳」も「レイズナー」も大好きなんで大笑いだったし次回の「メタルダー」ネタも楽しみなんだが、一体誰に向けて作ってるんだこのアニメ。
「誰に向けて」を真面目に考えると30〜40代のアニオタってことになるんだけど、深夜アニメ(それも原作付)がそういう層の購買力に賭けていることとか、パロディ以外の部分はどんな視聴者にも面白くなさげなとことか、何かいろんな意味で「終わってる」感があるアニメだった。

『人類滅亡 LIFE AFTER PEOPLE』 ヒストリーチャンネル。何度目かの放送だけどあんまりマトモに見たことがない。
いやこの番組さぁ「全人類がある日突然滅亡したらどうなるか?」ってシミュレーションなんだけど、「全人類はある日突然滅亡した。だがそれ以外の生物は何の影響も受けておらず、気象条件その他の環境もそのまま維持されている」という、なんかよくわかんない条件になっている。シミュレーションはまず緻密で、静かな崩壊の過程をシビアに描いているんだけど、そもそも入力データを限定しているから、半ばファンタジーになってしまっているという。まぁ、だからこそ他に類が無くて面白いんだけどね。
んで、チャンネル回したらやっていたので流し見、状態だったんだけど、不意に見知った「軍艦島」(端島)が映ったので慌てて録画。「無人になった街はどうなるのでしょう? これは人類滅亡後の世界のサンプルです」という扱いでの紹介で、7分ほど割いて過去と現状とが解説されました。1974年まで軍艦島で暮らしていたDOUTOKU SAKAMOTO氏も登場し、短い時間ながら中々の見応え。同様の「サンプル」として紹介された、インディアナ州ゲイリーも興味深く見られました。