2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

論理少女

そんなこんなで買ってしまった。論理少女(1) (シリウスKC)作者: つじ要出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/22メディア: コミック購入: 56人 クリック: 2,332回この商品を含むブログ (60件) を見る論理少女(2) (シリウスKC)作者: つじ要出版社/メーカー:…

「理数系女子」の可能性

先日、ふいと思い付きで書いてしまった「理数系女子」についてちょっと考えてみた。あえてリアルと二次元の別なく仮説を唱えるなら、「草食系男子」の反転として、「理数系女子」は広く一般に認知される属性、カテゴリたり得るのではないか。「理数系女子」…

Schizoid Prisoner

ていうかさぁ、「No.6の偽物が現れる」という同じアイデアなのに、オリジナル版第5話「暗号 (原題"Schizoid man")」のほうがリメイク版第5話「分裂(原題"Schizoid")」よりも単純に面白くてかつ深遠てのはどうなのよ。オリジナル版第5話は、No.6本人が…

No.6のふたつの勝利条件

さて、オリジナル版「プリズナーNo.6」である。この作品、「勝利条件」が2つあるという点が実は肝だ。「村からの脱出」については、No.6は何度試みても必ず失敗する。脱出できたらそこで終わりだから。つまりNo.6は負け続けるのだが、その一方「辞職の理由…

「プリズナーNo.6」という娯楽作

オリジナル「プリズナーNo.6」は難解だのシュールだの哲学的だの、時として高尚とまでいわれているけど、物語の骨子は実に単純明快で、しかも毎回ご丁寧にその説明を繰り返していた。 No.6「ここはどこだ」 No.2「村だ」 No.6「何が欲しい」 No.2「情報だ」 …

Glob-ishはFAF語か

ブッカー少佐はわたしをみつめて、少し照れたようにはにかんだ。彼の言葉はFAF語というべき言語だ。英語を基にしているが、形容詞は少なく、省けるものは省いて、簡潔で高速だった。合理的だが非人間的だ。 (『戦闘妖精・雪風』P318) 今週の『Newsweek』誌…

警官のプロ根性

仕事で、西新井駅西口から徒歩5分ほどの場所まで、車輪のモニュメントの撮影に行った。そこはかつて東武鉄道の西新井工場があった場所で、「モニュメントの向こうに現役の列車が走る」という構図を狙った。 しかし、下り列車でないと列車が十分な大きさに写…

リメイク版『プリズナーNo.6』

観た。論外。「数々の謎が散りばめられている」「難解」なのではなく、ただ「思わせぶりが投げっ放し」「無意味」というだけ。とにかく物語の核が定まっていない。No.6とNo.2それぞれの、当面の目的が何かさえ判然としないのでは付き合いきれない。なお、こ…

週刊少年チャンピオン#29

「範馬刃牙」 アメトーーク!見た。これで「チャンピオン」の新規読者が増えればいいね。 「バチバチ」 やなタイミングで相撲が新聞種になっちゃってるねぇ。バチバチでなくとバっチり? 相撲取りたちもあれだ、バチバチが面白いんだからバクチは自重しろと…

七日目の夜 迎えに行くよ

特撮ファンには「お化けのサンバ」よりもその後番組、岸田森がドラキュラを演じた「もんもんドラエティ」のほうが有名なようだが、私は佐渡稔のドラキュラが好きだったので、そこを変えてしまった「もんもん…」は観なかったのであった。何の脈絡もなく特にネ…

プリズナーNo.6

ちょっと海外ドラマ方面のアンテナを低くしてたらその隙に、スーパードラマTVではオリジナル「プリズナーNo.6」が、AXNミステリーではリメイク版「プリズナーNo.6」が始まっていた。前者は3話から視聴開始、後者は4話から。全6話のうち半分を見逃したのは…

ウルトラセブン#7「宇宙囚人303」

話は割とどうでもいいんだけど、設定が面白い、というか特異で印象に残る回。倒すべき悪役は「キュラソ星人宇宙囚人303」であって、キュラソ星人は侵略者でも敵性勢力でもないのだ。最後はこんなシーンで締めくくられる。 ミズノ「参謀、キュラソ星の連邦警…

特撮作品の劇中車のナンバー

まずは過去の記事の訂正。以前、「怪奇大作戦」の劇中車トータス号が付けているナンバープレートについて「6ナンバーって「3輪貨物」では……?」「撮影用に作った偽ナンバーか、廃車にした3輪トラックのナンバーを付け替えたのでしょう」と書いてしまいまし…

「神のみぞ知るセカイ」アニメ続報

ああ、キャラデザインが渡辺明夫で脚本が倉田英之なら安心して観られるわ……と思ったらご両名とも原作者の要望だったそうで。監督の高柳滋仁はよく知らない人だけど代表作が「ギャラクシーエンジェル」ってことなら「神のみ」にも合うんじゃないかね。 エルシ…

ネクタイ外して背広は着る愚

クールビズもすっかり定着し、今やすっかり形骸化したようだ。どうやらネクタイを締めなきゃそれでクールビズらしい。ネクタイ業者が気の毒というかなんというか…。目的は「冷房の温度を下げ過ぎない」ことなんだから、開襟シャツを着ないようならネクタイ無…

ビートルは第1話からビートルになった

「ウルトラマン」に登場する科特隊の飛行機・ビートルが、第3話では「ブイトール」と言われていた、という話(2010-04-27付)の続き(2010-05-01付)の続き。ファミリー劇場でのデジタルリマスター版の放映、「電光石火作戦」まで見終えたのでちょっと一覧…

小惑星帯から帰還する無人探査機、その名は

次号の「こち亀」は宇宙開発話。 両さん「日本の無人探査機で行方不明になったのがあったよな。えーと」 中川「青羽ですか」 うはははは。東北新幹線の新型が「はやぶさ」になった意趣返しに「あおば」ときたか。少しだけ溜飲が下がった。 http://d.hatena.n…

トランスフォーマーアニメイテッド

おお、珍しく……というか初めてか? 音仏家がまともにストーリー解説をしてる!! 今回の話のおさらいをしたうえで、過去の同名キャラクターを紹介。それを今後の展開予想にもつなげている。ブラックビスケッツなんて誰も喜ばないネタをオチにしてるのも許容範…

トランスフォーマーオルタ二ティ・光岡大蛇(オロチ)

5月29日朝9時半過ぎ、新宿ヨドバシカメラ店頭。某SHフィギュアーツやら某figmaやらを求めて開店前から行列を作っていた客に向かって店員が言う。 「お並びのお客様の中に、トランスフォーマーオルタナティのみお求めの方はいらっしゃいますかー?」 あれは…