2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊少年ジャンプ#35

『アイシールド21』 あらまあ。 としか言いようのない展開に。 どうすんだこれ。(←微妙に醒めてる) いや面白いんだけどさ。なんだろう、こう、良くも悪くも気分が高揚しないこの感じは。 うん、一休を抜き、最後の守備をセナが潰して……しかし! という話運…

観念論とカオス

誰もいない場所で木が倒れたときの音、という空気の振動は他所の大陸で嵐になる。

渡辺明夫画集

意外にもこれが初という渡辺明夫の画集『渡辺明夫アートワークス』が発売されました。渡辺明夫アートワークス作者: 渡辺明夫出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/07/21メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 229回この商品を含むブログ …

本当はこわいおとぎ銃士(解決編)

ずっきゅ〜ん♪(←挨拶) 承前、この歌の「私」は最初から、現実から逃避して「今は童話の中」なのだ! そう考えれば「扉」とは言わずもがな、現実へ帰還するための扉。童話の住人ながら現実への扉を示す、という矛盾を背負ったフェアリーはすぐさま去らざる…

本当はこわいおとぎ銃士

じゅ〜しぃ〜♪(←挨拶) 放映開始当初より「女児向けなのかオタク向けなのかわからない」と言われていた「おとぎ銃士 赤ずきん」。六条麦さんのおもちゃショーレポートを読むに、番組内容のみならず商品展開まで女児とオタクの二兎を追うようだ。さてどうな…

MUSASHIや斬を包括するジャンル名を!

アニメ界に「MUSASHI -GUN道-」「内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎」、少年マンガ界に「大泥棒ポルタ」「斬」……。なんだかひとつのジャンルを形成する勢いで「そういう作品」が増えている。なのにまだ「そういう作品」の総称、ジャンル名がないのがまどろ…

吾妻ひでおとメンヘル系

さて、2006年流行予想のうち、70年代ブームのほう(05年12月20日付「明日は昨日の〜」)は『日本沈没』のおかげでなんとか再び触れることができたが……(06年7月12日付、06年7月20日付)。いやぁ、全然広まりませんね、「メンヘル系」のほうは(05年12月20日…

週刊少年ジャンプ#34

新連載『惨』もとい『懺』、じゃなくて『斬』杉田尚 プロを目指すのなら、まず人物の主線とそれ以外の線を描きわけられるようにしよう!『NARUTO』 後付けの設定で、既出の技まで説明しようとすることにちょっと感心。設定そのものの是非はさておき(苦笑)。…

達磨女のフォークロア

蛇に関して何かシャレの効いたことを書いてみよう、と「達磨 手足」でググッたらヒットしたお話。 3 達磨女について……陳さんのお話 ”達磨”(だるま)って、ご存知ですか?(略)東南アジアや中国の奥地で行方不明になった日本人が、両手両足を切り落とされた姿…

大阪万博の断層

思わぬ形で話が盛り上がった7月12日付エントリ「日本沈没と70年代、そして現代」について、ちょっと自己フォロー。文中、「昭和30年代ブーム」に対して「昭和40年代ブーム」でも「昭和50年代ブーム」でもなく、何故「(19) 70年代ブーム」といっているのか説…

皮一枚の下は同じ…

美醜にこだわるなとか、人の見た目に捉われるなとかいった意味で「皮一枚の下は同じ」という言い方をすることがある。おそらくこれは一面の真実で、だからこそ「皮一枚の下」が全くの別物だったら、非常に落ち着かない、ときに恐ろしい気分にもなるのだと知…

週刊少年ジャンプ#33

新連載『OTZ』天野洋一 ってZはどこからきたんだよ? つかこのネタ既に100万人くらいやってるんだろうな……正しくは『OVER TIME』。とりあえず「フツーに野球マンガにしとけばいいのに」が第一の感想。モチベーションが欠如している主人公を、幽霊が半ば無理…

/日本沈没と70年代、そして現代

未だに昭和30年代ブームを引っぱる雑誌もみられるものの、世間はそろそろ「その次」に向かって動き出しているようにみえる。一度は企画自体が沈没した『日本沈没』(公式ホームページ)のリメイクがここにきて浮上したことは、70年代ブームの予兆と捉えたい(…

週刊少年ジャンプ#32

『太臓もて王サーガ』 扉絵の矢射子は「本編とのギャップを楽しんでください」という趣向なのか(笑)。 パロディの扱いは、今回のネウロネタ連発(と「ToLOVEる―とらぶる―」ネタもか)みたいに「元ネタ知らなくても笑える、知っていればもっと笑える」を基本…

攻殻機動隊小ネタ

『タイムボカンシリーズSTAND ALONE COMPLEX』 笑い男 「はっはっはっはっは、笑いマンがいる限りこの世に悪は栄えない! 正義の味方笑いマン1号!」 笑い男’「同じく2号!」 笑い男*2「ただ今参上!!」少佐「キーッ、いまいましいねえいつもいつも! トグ…

顔半分シンメトリ

実物でやるとけっこう可笑しかったんだが、はまぞうの画像リンク並べただけではイマイチだな。

名前=差別化

古めかしいボンネットタイプのトラックに対して、鼻先が突き出ていない「ふつうのトラック」を何と言うか? キャブオーバータイプと言うのだが、この名称、ごく一般の人には知られていないかもしれない。ボンネットタイプがほぼ絶滅した今、あえてキャブオー…

錬金3級 まじかる?ぽか〜ん 最終回

書き忘れてた「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」の話を軽くメモ代わりに。最終回を観て、「視聴者の予想をどう裏切るか。視聴者の予想をどこまで期待するか?」についてちょっと考えてしまった。 (以下ネタバレ)最終回、「【魔法をちゃんと使えたのは、実は花粉…

オタスケマンの闇

先日カートゥーンネットワークで始まった「タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン」が面白い。その前まで放送していた「ゼンダマン」は、どうにも「ヤッターマン」の二番煎じどまりだったが、「オタスケマン」には根本のところから新しいこと…

みえるひと第4巻

みえるひと 4 (ジャンプコミックス)作者: 岩代俊明出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/07/04メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (31件) を見る死せども、愛に活きる男 犬塚我区この巻に収録されているのは、ガク対ホルト戦の決着、エ…

週刊少年ジャンプ#31

『魔人探偵脳噛ネウロ』 ヒグチ(どうも機種依存文字っぽいので)は電子ドラッグ対策のためには人体実験も辞さず。笛吹の言う「……犯罪に行き着く…か」も、その発言を差してのことではないだろうし、意外に重要なキャラクターなのかも? 意外に重要といえば、電…

主婦が減ったら烏が増えた

私は以前から「ゴミ収集車のオルゴールの歴史」に少し興味をもっていたのだけれど、そもそもの「ゴミ収集の歴史」の概略を知ったら、自ずと「何故オルゴールを鳴らしていたのか?」がわかってきた(なぜ、どの地域で、「お猿のかごや」と「赤とんぼ」なのか…