- 作者: 岩代俊明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: コミック
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この巻に収録されているのは、ガク対ホルト戦の決着、エージとツキタケのコンビ対バオ戦、明神対キヌマ、謎の案内人・澪の登場、そしてついに対峙する明神とコモン!
「越えられない壁(ハードル)なんてねえ」ザァッ までなのだが……。しかし、
死せども、愛に活きる男 犬塚我区
そう、何をおいてもこの巻の主役はガク! 「魔術師と呼ばれた男」パイカルでも、「アンドロイド」R・田中一郎でもない、「Mr.ガラスのハート」(←言葉がこなれてない感じがまた似合っている)ガクの生き様を見よ! (死んでる死んでる)
ところで、雑誌掲載時にはうっかり見落としていたのが焔狐の設定。「生命ある時から高い霊威を持つ"妖"に属する獣」とのこと、パラノイドサーカスの過去話以前に、既に「生きているうちから超常的な能力をもつ珍獣、つか妖怪あるいは未確認生命」は出ていたのね。まぁ、焔狐の生前の姿が描かれていたのはこのひとコマだけだから印象に残らなくてもしかたないわ。