2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「風立ちぬ」続編プロット

二郎は少年の頃の夢を、実際の飛行機にした。不格好な機体だった。そして墜落した。二郎は少女に出会った。彼女は結核だった。二郎は彼女への思いを形にした。美しいが脆弱な飛行機だった。そして彼女は逝った。その後、二郎はまた飛行機を作った。今度のは…

続・首の無い石仏

仏教寺院は最近少なく、神社よりずっと派手で、ふつう石灯籠やさまざまな碑が境内にあるものの、古ぼけたり朽ちたり塗料が木部から剥げ落ちたりしており、熱心な「任意の寄付」で補われることもなく、どう見ても「国教制廃止」の様相を示しています。この地…

首の無い石仏

「織田兵たちはあろうことか、石仏を弄ぶように破壊していった。まるで神や仏に自分達の力を見せ付けているかのようだ。」 「頭を失った石仏たちがその無残な姿をさらしている。」 ――と、土曜に録画した「タイムスクープハンター」を今頃見てたら妙なノリに…

最近見たTV番組

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 人として軸がぶれているのはいいとして、キャラの軸がぶれてないか? 1話のもこっちなら、教科書を見せてもらうのを機会に男と仲良くなったりドジッ子アピールできたりするのを妄想しそうな気が……。まぁど…

読売新聞秋田版連載「探訪 近代化遺産」

【6月の東北旅行関連エントリはこの文字列をクリック】といいつつ今回は旅そのもののレポートでなく、関連記事のURLを貼っておく。 読売新聞秋田版で2010年に連載された「探訪 近代化遺産」、阿仁鉱山の回。 栄華知る住民 伝承は使命 旧阿仁町(北秋田市)…

猫車

猫車ってキャットウォークも通れる一輪車だから猫車だと思っていたら全然関係なかった。 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000069872 『日本民俗大辞典 下』p301のネコグルマの項目に 「特に瀬戸内地域で…

週刊少年チャンピオン#34

「実は私は」 トム・クルーズリツイート騒動が朝のワイドショーで取り上げられて、1巻の表紙がテレビにも映ったこのタイミングで同じ絵が表紙に載っている、というのは運命に愛されていると思う。福の神効果? 本編、ふと気が付くと完全にハーレム型ラブコ…

小説の読み方がわからない

とくに興味の無かった某人気作家の時代小説を読む羽目になったが きに入らないというか何というか、死ぬほどつまらなかったので、 ぐだぐだ書かせてもらう。誤解を恐れず言うなら、ライトノベルの すい準の作品で、なのに突飛さや掛け合いの妙味、小ネタのク…

最近見たTV番組

「超次元ゲイム ネプテューヌ」 「殴り込みをかけるよ!」に「いえ、人質救出が優先です」と言った本人が直後に単身殴り込み、という流れがギャグじゃないのがすご過ぎる。ヤスカワショウゴって素人なのか? 「ドキドキ!プリキュア」 つっこむのは野暮だが…

秋田県阿仁合駅周辺

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 阿仁合駅舎はどーんと三角形を成すが「だから何?」と言わざるを得ない。 この阿仁合には7時59分着で、9時17分発の「急行もりよし」1号に乗ってさらに南下という計画だったから、滞…

企画展「堀越二郎の軌跡」

「風立ちぬ」は大体予想どおりの映画のようで、でも覚悟していたほどヒドくもないようなので、そのうち見に行きます。 んで、今日は藤岡歴史館へ「堀越二郎の軌跡」を見に行ってきました。 (略)「堀越二郎の軌跡」が群馬県・藤岡歴史館で開催される。同展で…

「写真で見る西武鉄道100年」

1世紀という大きな区切りとはいえまさか出るとは思わなかった。写真で見る西武鉄道100年 (NEKO MOOK 1876)出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング発売日: 2013/07/19メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る西武鉄道は大手私鉄16社で唯一、年史を…

ホットウィールSUBARU BRAT

というわけで、「ベストカープラス」スバル特集号に続いて先日購入したミニカーをご紹介。 HOTWHEELS BOULEVARD シリーズのこのクルマ、遠目には「なんとなくピックアップが下がっているなぁ」くらいで車種は判別できなかったのですが、手にとって「SUBARU B…

「ベストカープラス」スバル特集号

ベストカープラス 2013年 8/18号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見るスバル関連の出版物は雑誌も書籍も山ほど読んできているから過去の名車や歴史の話題に新味を感じないし、ラリーと無関係な…

週刊少年チャンピオン#33

「バチバチBURST」 なんでこう、王虎を「余計な挑発を口にせずにはいられないキャラ」にしちゃうんだろうなぁ……。もう普通に大物然としたキャラでいいと思うんだけど。 「毎度!浦安鉄筋家族」からの「雨天決行」 またしても謎コラボ。なんかもうチャンピオ…

最近見たTV番組

「ローゼンメイデン」 よかった、第2話はふつうだった。それで面白いかと言われると微妙だが、これならしばらく視聴継続。しかしまぁ、ギャルゲーマニア(神のみ)に喪女(わたモテ)ときて元ヒッキーが主人公って、見ていて少々気が滅入る。「銀の匙」の八…

秋田内陸鉄道秋田内陸線

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 大館に一泊して6月2日日曜日。6時前に起きて動き出す。始発列車に乗ることを思えば少々のんびりした出発だ。大館発6時32分の奥羽本線上り各駅停車に乗って……これは始発ではない………

『80年代マイコン大百科』

以前の思い付き、「攻殻機動隊1983くらい 少年マガジン掲載版 学園編」(→7月1日付エントリ)について、「今日のケータイやスマホ並に、パーソナルなコンピュータを1人1台所持している未来の学園なんだけどモノはMSXで、皆があれを小わきに抱えて登校し…

同和鉱業花岡線の廃線跡

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 小坂線の廃線跡を少したどった後、大館駅のほうに戻り、ここで足を止める。 ♪何にも気づかずに通り過ぎてしまえそうで〜 って歌ってばかりだが、知らなかったらただの空き地の草やぶ…

小坂製錬小坂線の廃線跡

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 ♪古いアルバムのなかぁにぃ〜 てなもんで、現役当時の小坂製錬小坂線大館駅の写真を引っ張り出した。 旅客営業廃止1週間前の1994年9月24日撮影。今から19年前ですってよ。あらやだ…

最近見たTV番組

7月新番それなりに見てます。本命は「銀の匙」だけど、あれは「ノイタミナ枠だから外さないよね」という信頼感と「だけど予想以上のものにはならないよね」という醒めた感情が表裏一体。 「ファンタジスタドール」 ♪ファンタジスタドール Wow Wow ファンタ…

週刊少年チャンピオン#31

「囚人リク」 チョロいよ椿さん!チョロ過ぎるよ!! まぁ5人そろわないと次の展開に進めないし、こういうとこで変に引っ張らないのはいい事か。 「777(スリーセブン)」 優希よりも燈のほうが「アンタ誰?」状態。そのくせ人格や記憶はそのままなんだから、…

最近見たTV番組

「たまゆら〜もあぐれっしぶ〜」 第一期は未見だが、聖地ビジネスの現在進行中の事例として見ておかなければなるまい、と視聴。うん、まぁ丁寧なつくりで結構なんじゃないでしょうか。全くエロ要素が無いにも関わらず、色気とはおよそ程遠い位置にあるキャラ…

小坂製錬小坂線の思い出

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 弘南鉄道大鰐線で大鰐に至った私は、JR線の特急つがるに乗って大館に移動した。特急を使ったのは何の贅沢でもない。列車本数が少な過ぎで選択の余地がないのだ。 さて、大館といえば…

弘前市内観光

6月初めの東北旅行の話の続き。ここまでひたすら大鰐線の話ばかりだったが普通に弘前市内観光もしている。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 弘前のレンタサイクルはいわゆる「乗り捨て」(借りた場所以外の指定の施設での返却)が可能で利用しやす…

弘南鉄道大鰐線、廃止を検討

私がつい「誕生した理由もわからなければ、どうして今までに廃止されなかったのかもわからない」などと言ってしまったばっかりに……(関係無い)。 大鰐線、16年度末での廃止を検討 自治体困惑 青森 河北新報 6月29日(土)6時10分配信 青森県大鰐町と青森県…

最近見たTV番組

「クラッシャージョウ」 日本映画チャンネルで放映したものを録画視聴。もう30年も昔(!)の映画なのに普通に面白いので驚いた。変な小理屈をこねず、ひたすら活劇に徹しているからだろう。とにかく次から次でアクション&バトルなので飽きがこない。クラッシ…

ブラウ・ブロ2号機の謎

「ガンダムインフォ」にある、氷川竜介による「機動戦士ガンダム」TVシリーズの解説。 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」に関してこんな一節がある。 【ブラウ・ブロの2号機】 「では、ブラウ・ブロ的な要素をもつ?」とジオングについて尋ねるシャアに…

「いかにも昭和らしい」『風立ちぬ』とテーマ曲

中央弘前駅とか攻殻1983とかのエントリを書き上げたり読み返したりしたら、『風立ちぬ』に関してイヤーな仮説が思い浮かんでしまった。 ひょっとしてさぁ、荒井だった頃のユーミンの歌がいいって言ってる人は、そこに感じる「懐かしさ」と、昭和初期の物語に…

中央弘前駅にみる「懐かしさの混乱」

東北旅行の話の続き。【関連エントリはこの文字列をクリック】 今回は弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅のこと。 このうらぶれた風情に魅力を感じる人が多いのか、ざっとググるだけで多数の記事がヒットします。 曰く、 「年季の入った味わい深い中央弘前の駅舎」 …