最近見たTV番組

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
人として軸がぶれているのはいいとして、キャラの軸がぶれてないか? 1話のもこっちなら、教科書を見せてもらうのを機会に男と仲良くなったりドジッ子アピールできたりするのを妄想しそうな気が……。まぁどの道実行はできないから結果は同じか。

1話といえば、「ブライガー」風の「JK」にはリアクションに困ってしまったが、今回のパロディは「ステルスモ○の独壇場っす」に「黒○のバスケ」と、キャラにも語呂にも合ってて可笑しかった。これはどうも原作からのネタらしいね。

これまでにも匂わされていたが、「どう考えてもお前らが悪い」とタイトルに言いつつ、実はもこっちの周りにはいい人ばかりで「どう考えても悪いのはもこっち自身」という構図が、今回は明確に描かれた。それはそれで面白いし、あんまりシリアスに考えることではないけど、こうなると「もこっちのあの性格は何が元で形成されたのか?」という疑問がわき上がる。いずれ過去編とかもあるのだろうか。
 
たまゆら〜もあぐれっしぶ〜
「わたモテ」は一晩寝かして、「たまゆら」と続けて1時間で見るとちょうどいい具合に中和される、という理論を提唱する。
 
聖闘士星矢Ω
鋼鉄聖闘士にスポットを当てたのは面白いけれど、自分達がどんな話を描いているかわかってない演出(orひょっとすると脚本)が酷かった。名も無きザコ鋼鉄聖闘士たちは生死の確認さえされず倒れたままほったらかし、だけど先輩は墓を作ってもらえる……ってそれどう考えてもおかしいだろ!? 「鋼鉄聖闘士たちの働きも認めてやるべきだ」という話なのに、「鋼鉄聖闘士でも目に見えて活躍した名前付きキャラの働きだけは特別に認める」という結論になっている。
 
ドキドキ!プリキュア
窮鳥懐に入らば猟師も殺さず…と六花ならば言ってもおかしくない気はするけど、まぁ女児向きアニメだし、あんまり難しい台詞は言わないよね。

ただ、台詞がどうあれこの話にあるべき教訓は人道とか博愛とかだと思うんだが(イコール赤十字精神だから「医者を目指す」という結論にも直結するし)、そこでプリキュア五つの誓いが「1つ プリキュアたる者、自分を信じ、決して後悔しない」というのはチグハグな感じ。なんで自分自身のことに帰結するんだ。これも女児向けだから? それともイマ風ということ?

ともあれイーラの豹変は面白かったし、「プリキュアを倒すのはこの僕だ!」とか、攻撃のフリしてプリキュアを救ったりとかはベッタベタにお約束だけど、カッコイイから問題無し。♪人の世に 愛がある 人の世に 夢がある〜てな感じのエピローグも短い時間ながら情感たっぷりだった。……いや、そもそもイーラってこんなカッコイイ系キャラだったっけ? という疑問はやっぱりあるわけですが。

そして次回が亜久里回なのは予想どおり、だけどベール絡みでは無い模様。ベール……終盤どうなるんだろう。
 
宇宙戦艦ヤマト2199
森雪の謎を「中原中也の詩の知識がある」「同じ事故に遭遇した」という二点で「やっぱり地球人でした」で決着にしようとしているが、いや待てそもそもは「宇宙人の親戚いる?」と思わず訊いてしまうくらいにユリーシャそっくりなのが最大の謎だろう、と。

ユリーシャとは別人として、雪には何かこのうえ秘密がないと落ち着かないが、ほったらかしになりそうな予感も……。「2199」はここらへん、悪い意味で予想困難だ。

ガミラスではドメルがあっさり失脚、というか投獄。まさかデスラーがホントに死んだとは思えないので、その帰還の際にドメルも復帰するのだろうが……。このあたりの展開、将校たちの動向に関してはいい意味で予想困難。

……ところで。ビーメラ星で亜空間ゲートの情報を得られなかったら「やっぱり地球に戻ったほうがよかった」ってことになるような。結果オーライ?