最近見たTV番組

ローゼンメイデン
よかった、第2話はふつうだった。それで面白いかと言われると微妙だが、これならしばらく視聴継続。しかしまぁ、ギャルゲーマニア(神のみ)に喪女(わたモテ)ときて元ヒッキーが主人公って、見ていて少々気が滅入る。「銀の匙」の八軒も屈折してるしなー。
 
銀の匙
すげぇ、全く予想どおりというか「外してないけど予想以上ではない」アニメだった。牛糞描写や肛門連呼はちょっとだけ「ここまでやるか」、世紀末覇者の登場はやや「ノリの悪いスタッフだ」、その程度の予想とのズレはあったけれど。
 
超次元ゲイム ネプテューヌ

実際のゲーム業界の世相をモチーフにした異世界「ゲイムギョウ界」を舞台に、萌え擬人化されたゲームハードやメーカーが団結して世界を脅かす巨悪に立ち向かう…といった内容のRPG

特徴的なフィーチャーとして、そもそもゲームプラットフォーム競争やマジコン問題をモチーフとしている世界観を始めとして、登場人物や作中用語、発生するイベント等の殆どが、実在するゲーム業界関連用語に因む内容になっている、という点が挙げられる。

加えてネットスラング等に由来するネタも豊富に含まれており、知っている人間はニヤリとさせられる、どころか頬が引き攣るようなブラックジョークが放たれることも珍しくない。

PIXIV百科事典での原作ゲームの解説にはこう書かれているが、アニメには特にそういうテイストは感じられず。主人公がセガハードで黒髪ツインテがプレステ? よーわからん。
業界ネタテイストが弱まった分だろうか、「ゲーム原作アニメにありがちな設定」という印象ばかりが強い。まぁ女の子が可愛いからいいやという感じ。ネプテューヌがダメ人間過ぎるのはマァ許容範囲だが、「やればできる子」描写の間の悪さは気になった。あれじゃ内心でノワールを小馬鹿にしているようにしか見えないよ。
 
サーバント×サービス
かたなし君のように言うなら「年増ばっかで見るとこない」。年増っていうか社会人が主人公でこういうノリは付いていけません。「WORKING」は高校生アルバイトが話の中心だから、周りの大人まであんなのでも許容できるんだよ。
公務員たちが主人公で、しかも役所の窓口業務がメインとなると「お仕事もの」としての精度、「大多数の読者が客として日常的に接触しているけれど、業務の実態は今ひとつわからない『あの仕事』の内情を描く」面白みを求めてしまうのだが、その点でも失格。
 
「獣電戦隊キョウリュウジャー
ゼツメイツの悪ノリ、千葉繁の顔出し出演、そして新ロボ・プレズオーのお披露目と、全編が見所という凄い回だった。悪の戦隊の名乗りだけならありがちだけど、それをあぐらをかいて見ているヒーロー、「聞いて驚け!」「いや聞かないね!」からの不意打ち、「なんて身勝手な奴らだ」のだめ押しが素晴らしい。

プレズオンの発進シークエンス、まず連想するのは「マイティ・ジャック」だけど「海底軍艦」にも同様のシーンがあったりする。並べて見比べた訳ではないがまだCGの限界を感じたというか、特大のセットで本物の水を使って撮ったフィルムにはさすがにかなわない感じ。

ところで、プテラノドンプレシオサウルス、単体で人型になれる子がそろって恐竜ではない(翼竜に海竜)というのは意識してやってるんだろか? ジュウレンジャーでは恐竜は5人いて2人だけだったり、アバレンジャーでも4人のうち1人は翼竜だったのに、キョウリュウジャーは最初の5人は5人とも恐竜だったから、意識してると思うんだがな。

ラボが大谷にあるのはいつものこととして、二度目の襲撃のロケ地はどこなんだろう。なんかメガクルーザーが停まっているんですが。あれもCATVインターネットのAYUNETがある厚木アクスト?
 
ドキドキ!プリキュア
オープニングが変わらない。敵もプリキュアも新キャラが追加されたのに、オープニングが変わらないのはどうなんだろう。そうこうする間に映画公開中バージョンになるぞ? 

そのオープニングでは小さなシルエットのままで、そのうえ本編でも出番を失ったレジーナが不憫。三バカさえ無理矢理出番を作っているのにほったらかしはないだろう。

そこらへんの不満はあれど、氷漬けの女王が出てきたときに誰もが思った「まこぴーのアイドル活動って無意味だったんじゃね?」という疑問に答えたり、アイドルを続ける動機が自己中心的だと指摘されたりで、久々に細かいところまで神経が通った話という印象。

新登場補正が続くキュアエースは「たった五つの誓いを垂れる! 見た目は子供、頭脳はババア! その名は…」と、円亜久里という名前が明らかに。わざとらしいほどに子供っぽい部分を見せたが、しかし言うことは変身後と変わらないのでいかにも「演じてロリキャラやってます」という感じ。変身後のほうがむしろ正体、というのはプリキュアには珍しいかも。五つの誓いはどうやら一話ひとつずつ明かしていく模様。マナ、まこぴー、次回のありすときてその次は六花でしょうが、さて五つ目は誰に?
 
宇宙戦艦ヤマト2199
オープニングが変わると聞いていたので身構えて視聴。アバンタイトルが終わって、いよいよ……うわっ、これじゃまるでガンダムだ! つーかガンダムそのものじゃないか!? と、しばらく何が起きたかわからなかった。

ガミラスの治安悪化というか内情不安はこれまでにも匂わされていたが、市民革命というか被抑圧層の暴動がまずあると思っていたので、いきなりのデスラー暗殺は予想外。政権内部にここまでの反デスラー勢力があったようにはみえなかったが……。粛清されつつあった下品党による犯行だろうか。ドメルが濡れ衣なのは確実だが、ひょっとして奥さんはホントに反政府組織に荷担してた? そこらへんもまだよくわからない。

一方のヤマト艦内でも不穏な動き。新見が何やら企んでいるのは前々から明らかだったが、保安部がそれに荷担しているのは少々予想外。伊東は見るからに悪そうだから、逆にイイ奴だと思ってた。

百合亜というかユリーシャの言う「波動砲はあの人が作ったの」は一瞬デスラーのことかと思ったが、デスラーほu …波動砲のコンセプトを地球に知らせる意味も方法も無かったわけで、何者か別の人物が波動エンジンの攻撃兵器転用を構想した、ということ?