最近見たTV番組

超次元ゲイム ネプテューヌ
「殴り込みをかけるよ!」に「いえ、人質救出が優先です」と言った本人が直後に単身殴り込み、という流れがギャグじゃないのがすご過ぎる。ヤスカワショウゴって素人なのか? 
 
ドキドキ!プリキュア
つっこむのは野暮だが、セバスチャンの性格からすれば、あるいは使用人として正しい忠誠心からすれば、プリティーマダムが登場した時点で主人であるありすに事情を全て話すんじゃないかと。
次回予告を見て「ああ、「ゾイドジェネシス」も日曜8時半だったんだよなぁ…」と思い出す。今回がありす回でマーモが変身、次回が六花回でイーラが記憶喪失、となると次々回は亜久里回でベール絡みですかね。
何気にソリティアが久々に登場、しかし店主は不在。亜久里はどこに住んでるんだろう。
 
宇宙戦艦ヤマト2199
オープニングが変わった。まぁこんなもんでしょ、でも映像が使いまわしなのは残念…と思っていると最後にドメルが登場。おっ!? 各回のキーパースンをフィーチャーして締めにするのか、これは斬新だ! と思ったら今回もCMだった。スポンサーコールって区切りは実は重要な要素の気がしてきたぞ。
本編でまず注目すべきは、やはり千葉繁演じるドクターだろう。朝は自分自身が入院していたのに、夕方は病床に伏した艦長を診る立場になっていた。いやはやドクターとは忙しいものだ。
そしてドクターが訪ねた星の、既に滅亡した「虫に似た知的生命体」も登場。……うーん。旧作に登場していたとはいえ、これはどうなんだ。地球人とガミラス人はDNAレベルでも同一だという設定を劇中で明言していて、ガミラス支配下においている異星人もそろって同じような姿で、交配も可能なのに……つまり肌の色は違っているけど同じ人類だけが知的生命体だと暗示しているのに、なんでここで哺乳類でない、脊椎動物ですらない(っぽい)知的生命体を出しちゃうんだろう。まさかDNAの件をほったらかしにするとは思わないけど、この件に限らず作品全体にリアリティというかSF考証の水準が安定してなくて不安になる。低けりゃ低いで構わないので、回ごとにコロコロ変わるのは勘弁して欲しい。
そして本題のクーデター。これも色々と残念というか消化不良というか、正直ストレスを感じる話作りだった。理念の部分は新見に背負わせて、過激な行動は保安部にやらせる……というのは物語上の役割分担として決して悪くは無いのに、結果だけみると伊東が単なるバカにしか見えない、という。もうちょっと色々語らせて欲しかった。イスカンダルに対する疑念、森雪に対する嫌悪感というのは動機として十分ではあるのだが。
主人公のはずの古代が外に行ってる間に発生して、帰ってきたら解決しているあたりも「どうなのこれ?」と言わざるを得ないなぁ。
そんな中で森雪の正体がついに判明…? しかしその肉体がユリーシャだとして、精神というか人格は航法システムに入っていたり百合亜に取り憑いてたりするとなると、人とは一体何かという哲学的な疑問に……。ていうか「百合亜の設定、もうちょっと整理できなかったのか?」という疑問に(苦笑)。もっとも、別れているからこそ今回の話は成立したのだから、難じることではないだろう。
 
神のみぞ知るセカイ 女神篇
1期2期とは打って変わってハイペースで展開。1期2期でさんざんやらかした時間稼ぎ…もとい内的な心情を描くことに重きを置いた場面は無くなり、リアクションに困ってしまうような小ネタも鳴りをひそめたが、「カシラギは死んでしまった。」あたりのお笑い要素はしっかり拾って適切なボリュームで折り込んでいる。脚本家(含・シリーズ構成)の面々がそのままでも監督が変わればこれほど変わるのかと驚く。まぁ「今期は原作のここからここまでやってください」というオーダーが監督以上にエライ人から降ってくるのかもしれないが、それにしても変わり過ぎ。