「風立ちぬ」続編プロット

二郎は少年の頃の夢を、実際の飛行機にした。不格好な機体だった。そして墜落した。二郎は少女に出会った。彼女は結核だった。二郎は彼女への思いを形にした。美しいが脆弱な飛行機だった。そして彼女は逝った。その後、二郎はまた飛行機を作った。今度のは無駄に頑丈な、やたら長持ちする機体だった。

(浅利与一義遠 @hologon15 2013年7月31日5:01付ツイート

「(YS-11は)要求される性能に対して過剰に頑丈で重いことが駄作機となった一因、というのは零戦と対照的で、そこを核にして堀越の物語を仕立てたら面白くなりそう」という程度ならワタクシ如きでも考えつくのですが(6月30日付コメント欄)、それをヒロインとの関係性に落とし込み、この文字数でまとめているのがさすがプロの漫画家です。

それにしても「風立ちぬ」、著名人からこんな感想というか揶揄が出てしまって、もう自分で見るまでもないやという気分。私の中ではすでに「感想を書く権利を得るためには見なければならない映画」に成り果てている。

パシフィック・リム」は誰がどんな感想を抱こうと見に行くんだけどねー。こっちはもう、楽しみとか期待とかいう次元でなく、とにかく自分で見なけりゃ始まらない。
あ、間違った。公式の予告はこっちだ。

……限りなくどうでもいいが何故フィガロ