７月新番それなりに見てます。本命は「銀の匙」だけど、あれは「ノイタミナ枠だから外さないよね」という信頼感と「だけど予想以上のものにはならないよね」という醒めた感情が表裏一体。
「ファンタジスタドール」
♪ファンタジスタドール Wow Wow ファンタジスタドール Yeah Yeah 大切なのは そう 好きこそ上手なれ ファンタジスタ！ さーて、次回のアニ横は？ イヨだお。「ビビッドレッド・オペレーション」と同様で、キッズアニメのパターンを深夜枠でやるなら、深夜枠であることの意味や価値をもうちょっと考えほうがいいと思うナリ〜。谷口悟朗だから何かやらかしそうな気はするけど過度な期待は禁物かもね。ほか一本！
「きんいろモザイク」
原作未読。タイトルを聞くと「原悠衣のきんいろモザイク」「いよっ！金髪美少女！」というソーニャとやすなの掛け合いＣＭが思い出される。「キルミーベイベー」本放送の時点で、「Ａチャンネル」「あっちこっち」そして当の「キルミー」と同列の扱いだったのだから、アニメ化は順番待ち状態だったんだなぁと思う。ただ、もう１作品が「ラッキーブレイク」で、どうなんだろう「きららキャラット」誌面の扱いで見る限り看板級の人気ではないという印象なのだが。
閑話休題、そして本編は「異国迷路のクロワーゼ」を連想せずにはいられないのであった。こけしみたいな頭の日本少女にアリスという名の金髪碧眼少女って。しかし２話以降はひたすら日本が舞台で割とありがちな日常系アニメになる模様。まぁドキドキビジュアルな芳文社だしそういうもんだよね。
「神のみぞ知るセカイ 女神篇」
アバンタイトル、「あれ？ こんなとこまでアニメでやったっけ？」とちょっと戸惑った(苦笑)。二期が終わったときに私は「ここから先のエピソードは迷走した挙げ句、女神編に入ると大方バッサリ切り捨てられてしまったので、やるとしたら月夜編から一気に天理編へと飛ばしたほうがいいんじゃないですかね」と書いたが大体そんな感じに。女神篇で出番のあるヒロインについてはそれなりに回想、それ以外は名前も出さずに下級生・幽霊・ラーメン屋・将棋指し・姉キャラで流したか。大胆だが好判断だろう。第１話は状況説明と導入だけで終わった感じだが、女神篇は元々アニメ向きの話（というかありがち感のある設定の活劇＆サスペンス）だし、監督も変わったから一応期待して見続ける。
どうでもいいが、幼馴染っぽいのが「幼菜 馴美」、マッドサイエンティスト娘が「窓 彩円」なのはいいとして、男の娘が「追照玉子」というセンスはちょっと引いた。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！」
テレ東で見逃したがAT-Xで無料放送だったので１話から視聴。ゲーム耽溺描写は「神のみ」から続けて見たら痛々しさ倍増だっただろうなぁ。
原作は気になっていたが未読。喪女が主人公だというからてっきり大学生か家事手伝いだと思っていたが、なんだよ高校一年生か。だったらこの先どうにでも化けられるだろ……というギリギリのバランスが巧いと思った。歳の設定に限らず、割とポジティブだったり妙なところで行動的だったり目のクマ以外は顔も整ってたり。
まず面白かったけれど、この話を１話30分で毎週というのはちょっと付き合いきれないかも。15分枠が適当だったんじゃなかろうか。同じガンガン系の「サーバント×サービス」と併せて30分なんて構成で。
