錬金3級 まじかる?ぽか〜ん 最終回

書き忘れてた「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」の話を軽くメモ代わりに。最終回を観て、「視聴者の予想をどう裏切るか。視聴者の予想をどこまで期待するか?」についてちょっと考えてしまった。
(以下ネタバレ)

最終回、「【魔法をちゃんと使えたのは、実は花粉症の症状のひとつでしかなかったのだが】最後には優しい心が本当の魔法を起こした」という、実は結構感動的な話。だけど、【 】内を全く説明せずに状況だけで見せているのね。あえて説明せずとも視聴者はそこを読みとれる、という前提で話を作ってる。そこまで視聴者を信頼していいのかな? という疑問を抱いたのだ。【 】内が読めた、そしてそれが何らかの形でオチになると予想していた視聴者は、前述の感動とともに「予想を裏切られる快感」も得ただろうけど、読めなかった人には何がなにやらサッパリだったのではなかろうか。そして、そういう「読めなかった人」は決して少なくないのではないかと思う。