積ん読の山をちょっとだけ崩しにかかる。
バスの不振を、ぶっとバス!路線バスの現場で描いた「売れる」輸送サービス
- 作者: 勝 空見
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2012/01/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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身体的なバリアフリー化と並んで、心理的なバリアフリー化も推進すべきだという主張は傾聴に値する。また、「バリアフリー化というのは奉仕活動でも福祉活動でもなく、「利用の敷居を下げて利用を促進する」という立派な企業の収益向上策としてとらえなければいけません」(p72)は名言だろう。ただしバリアフリーは、元々「そこ」にバリアを感じていない人には魅力と映らないのだから、収益向上に結びつくとは限らないのが辛いところか。
「誰にとっても使いやすい」ユニバーサルデザインは必ずバリアフリーだが、バリアフリーは必ずしもユニバーサルデザインではない、といったところ。……そういや「共用品」って言葉は全然普及しなかったね。思想は正しいんだけど、これネーミングとして大失敗だよね。
- 作者: 佐藤信
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2011/11/30
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