遠州鉄道にはガッカリだ

航空自衛隊浜松広報館は見た、浜松ジオラマファクトリーも見た、ザらスも覗いた…といったところで、浜松の街中で中途半端に時間が余ってしまう。
そこで特に目的も無く、遠州鉄道で新浜松から終点西鹿島まで乗ってみたのだが、岩水寺駅の古レールを柱にしたホーム上屋や、西鹿島駅に着く直前の森が無くなっていて非常にガッカリ。連続高架化のついでに他の駅にも「改良」の手が入ったのだろう。いわゆるローカル私鉄とは趣が異なる、都市交通の性格を備えているのが面白味の路線ではあるけれど、だからこそわずかに残るローカル然とした要素が輝いていたのになぁ。全く寂しいものだ。古いものに惹かれるならそれが残っているうちにあっちゃこっちゃへ行かないとダメだねマジで。あと、無くなりそうなものがあった場所は再訪しちゃダメかもしれん。ガックリこんのアメリアちゃんだ。


空虚な心を埋め合わせるように、西鹿島駅前で撮った看板。「内・外国たばこ」とか、直接ペンキ塗りのコカコーラとスプライトとか。
それと、写真は撮れなかったけどED28 2は未だ現役(でも例によって西ヶ崎構内で休車中)なのがせめてもの慰めか。

これがかつての、岩水寺駅ホーム上屋支柱。2010年10月撮影。

BURBACHの陽刻があった。頼りないほど細い(軽い)レールで、軽便鉄道規格だった奥山線(廃止)で使われていたものと言われていた。

<3月1〜3日の静岡旅行レポート>
「航空自衛隊浜松広報館」 「浜松ディオラマファクトリー」 「遠州鉄道」
「弁天島」 「スズキ歴史館」 「大井川鉄道」
インターミッション
「天浜線気賀駅の周辺」 「奥山線の遺構【金指、亀山トンネル】」
「鴨江別館・木下恵介記念館」
「JR東海浜松工場〜堀留ポッポ道」