「ゆめのかよいじ」を観る前に諦めておくことその2

【鉄道の存在が軽い、ていうか多分出ない】
舞台がバスでしか行けない町なんだからしょーがないといえばしょーがない。けど。

昔――
遠くへ行くのに鉄道しかなかった頃
 
その線路にたくされた期待は
どれほど大きかったことだろう
 
鉄道だけがはるか遠くの
場所につながるものだった頃…
 
なぜかこの学校に来たときに
最初に考えたのはそんなことだった

このモノローグもなくなっちゃうわけだ。最初の5コマでガッと作品全体の方向性を示し、併せて「今いる場所をさえこんな感覚で捉えてしまう主人公」をいきなり見せ付ける名台詞なんだがねえ。
ていうか最後に町を離れるときも、まさかバスに乗っていくのか? 予告に映ってる路線バスに? 情緒もへったくれもないな。まぁそれでは絵にならないからさすがに駅でやるだろうけど、長岡駅の新幹線ホームとかで撮ってそうな気がする。ロケ地がどこであれ、ちゃんと「田舎の駅」で撮ってほしいもんだが、さて。



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