鉄道

E6系甲種輸送(さいたま新都心〜大宮)

E6系が大宮にやってきた! …ってこれではいつものことか。 E6系が在来線を走った! …ってこれもいつものことだな。 そんなこんなでE6系の甲種輸送です。普段はわざわざ追いかける私ではないのですが、今回は土曜の真っ昼間に歩いていける場所を走るというの…

E6系スーパーこまち

6月初めの東北旅行の話の続き、これで最後。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 武家屋敷街をひととおり巡って角館駅まで戻る。東北旅行が終わろうとしている。 締めくくりは秋田新幹線、それも今年の春にデビューしたばかりのE6系(16時33分発:スー…

角館の武家屋敷街(2)

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 角館武家屋敷街で公開されている住宅のなかに、ひとつ異彩を放つ建物がある。 旧石黒(恵)家 ここ石黒家は昭和10年に設計され建設されていますが、その内容は近世角館武家住宅の形…

角館の武家屋敷街(1)

6月初めの東北旅行の話はまだ終わっていなかった! 【関連エントリはこの文字列をクリック】 阿仁マタギ発12時14分の列車に乗って……そういや秋田内陸線って角館に向かって「下り」なのかと今さら気付いた……13時21分角館着。比立内〜(阿仁マタギ)〜松葉間…

マタギ語り

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 阿仁合の次に向かったのは阿仁マタギ駅。同じ阿仁町、同じく阿仁で名前が始まる駅だが急行でも24分かかる距離(9:17-9:41)で、まったく別の土地という雰囲気だ。そしてぶっちゃけ秋…

読売新聞秋田版連載「探訪 近代化遺産」

【6月の東北旅行関連エントリはこの文字列をクリック】といいつつ今回は旅そのもののレポートでなく、関連記事のURLを貼っておく。 読売新聞秋田版で2010年に連載された「探訪 近代化遺産」、阿仁鉱山の回。 栄華知る住民 伝承は使命 旧阿仁町(北秋田市)…

秋田県阿仁合駅周辺

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 阿仁合駅舎はどーんと三角形を成すが「だから何?」と言わざるを得ない。 この阿仁合には7時59分着で、9時17分発の「急行もりよし」1号に乗ってさらに南下という計画だったから、滞…

「写真で見る西武鉄道100年」

1世紀という大きな区切りとはいえまさか出るとは思わなかった。写真で見る西武鉄道100年 (NEKO MOOK 1876)出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング発売日: 2013/07/19メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る西武鉄道は大手私鉄16社で唯一、年史を…

秋田内陸鉄道秋田内陸線

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 大館に一泊して6月2日日曜日。6時前に起きて動き出す。始発列車に乗ることを思えば少々のんびりした出発だ。大館発6時32分の奥羽本線上り各駅停車に乗って……これは始発ではない………

同和鉱業花岡線の廃線跡

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 小坂線の廃線跡を少したどった後、大館駅のほうに戻り、ここで足を止める。 ♪何にも気づかずに通り過ぎてしまえそうで〜 って歌ってばかりだが、知らなかったらただの空き地の草やぶ…

小坂製錬小坂線の廃線跡

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 ♪古いアルバムのなかぁにぃ〜 てなもんで、現役当時の小坂製錬小坂線大館駅の写真を引っ張り出した。 旅客営業廃止1週間前の1994年9月24日撮影。今から19年前ですってよ。あらやだ…

小坂製錬小坂線の思い出

6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 弘南鉄道大鰐線で大鰐に至った私は、JR線の特急つがるに乗って大館に移動した。特急を使ったのは何の贅沢でもない。列車本数が少な過ぎで選択の余地がないのだ。 さて、大館といえば…

弘南鉄道大鰐線、廃止を検討

私がつい「誕生した理由もわからなければ、どうして今までに廃止されなかったのかもわからない」などと言ってしまったばっかりに……(関係無い)。 大鰐線、16年度末での廃止を検討 自治体困惑 青森 河北新報 6月29日(土)6時10分配信 青森県大鰐町と青森県…

中央弘前駅にみる「懐かしさの混乱」

東北旅行の話の続き。【関連エントリはこの文字列をクリック】 今回は弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅のこと。 このうらぶれた風情に魅力を感じる人が多いのか、ざっとググるだけで多数の記事がヒットします。 曰く、 「年季の入った味わい深い中央弘前の駅舎」 …

弘南鉄道大鰐線の旅

だいぶ間が空いてしまったが6月初めの東北旅行の話の続き。 【関連エントリはこの文字列をクリック】 とりあえず大鰐線の写真を貼っていきます。弘前の市内観光方々撮影したり、市内観光に区切りを付けて乗り込んだりでしたが、撮影順でなく駅順に並べてい…

三保の松原からの富士山

世界遺産登録を記念して、ちょっと三保の松原からの富士山を見に行ってきた。 左右逆だけど気にするな。出かけたと言っても三保の松原でなく小金井、江戸東京たてもの園に保存されている銭湯・子宝湯です。 まぁ世界遺産の話題に絡めて銭湯の富士山、なんて…

弘南鉄道大鰐線

「弘南鉄道大鰐線」と聞いてどこのどんな路線かすぐさまわかるのは地元の人くらいだろう。青森県西部の都市、弘前市の中心部から南下して大鰐温泉に至るローカル私鉄だ(厳密には大鰐のほうが起点)。観光路線でなく、ローカル線らしさも乏しいから旅行好き…

寝台特急あけぼの

ウィキペディアの「ブルートレイン (日本)」のページを参照すると、現在も運行中の列車はわずか2種。ひとつは上野〜札幌間の「北斗星」、そしてもうひとつが上野〜青森間の「あけぼの」だ。 「北斗星」や「カシオペア」、「トワイライトエクスプレス」が豪…

6月の東北旅行

5月31日の夜行列車で大宮を発ち、2泊2日で東北を旅行してきた。大宮からは今や絶滅寸前のブルートレイン(あけぼの)に乗り、弘前では戦後生まれのローカル私鉄(弘南鉄道大鰐線)に乗り、大館では廃線跡(小坂鉄道小坂線、花岡線)をたどり、鷹ノ巣からは…

JR東のクルーズトレイン

ひと月前に「「おトクなきっぷ」は絶滅危惧種」なんて記事を書いたら今日のニュースでこれである。 JR東日本、EDC方式の豪華列車「クルーズトレイン」導入へ …2016年春以降の運行開始目指す JR東日本は6月4日、東日本エリアを中心に運行する豪華列車(クルー…

 近過去の世界/市ヶ谷駅地下

市ヶ谷駅の地下道、都営地下鉄新宿線ホームの上あたり。 「避難場所及び避難道路図」という地図がある。 (平成14年度改定) 飯田町駅 小名木川駅 越中島駅 金町・三菱製紙専用線 経堂駅 10年ひと昔とはよく言ったものだ。縮尺が小さいこんな地図でも、目に…

JR東日本に捧ぐ歌

「湘南新宿ライオン」(マクロスFの「ライオン」の節で) 列車を廻せ 栃木の片隅で 事故起きれば 湘南の逗子発が運休 JRが描く ダイヤグラムデタラメ 恥ずかしい路線愛称 馴れ合っても 乗り入れはもろい ……ひと月ほど前(確認したら4月17日だった)、日光線…

東武キハ2000形

【前回のあらすじ・東武熊谷線の廃線跡を徒歩で踏破した】 これといって目を引く遺物は無く、廃線跡紀行というにはあまりに退屈で、長く平坦な旅だったが、それに耐えてついに踏破したのは……。 終点(厳密には終点の先)にこの、東武キハ2000形の静態保存車…

夏草も無ければ線路も無い/東武熊谷線跡

【前回のあらすじ・熊谷で遊歩道に行き当たって廃線跡だろうと思った】 とりあえず秩父鉄道の分岐点まで行ってみる。 ひゃくごめづか? いや、100メートルポストといったところか。何に由来するかわからない。「百米塚」でググるとこれしか引っかからないの…

熊谷市街

というわけで5日に熊谷で見てきたものなど。 知らず行き着いた公園には「名勝熊谷堤」なる土手があった。桜にちなむ石碑がやたらと建っており、地元では知られた花の名所のようだ。そんなことより気になるのがこれ。 かつて交通公園として整備されたが(201…

大日影トンネル遊歩道

前回までのあらすじ。 金谷駅近くの廃トンネルを訪ねた暗之云。だがそこは既に埋められた後だった。 (http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20130322) 暗之云は浜松に戻り、亀山トンネルに向かう。そこで見たものは、遺構とは名ばかりの、小奇麗に整備されたトン…

JR東海浜松工場〜堀留ポッポ道

静岡旅行の続き。 鴨江旅館街というのは駅からけっこう遠い。ここまで来たのだから……何かついでに見るものはないかしらん? とスマホのGoogleマップ(アンドロイドなのである)を開く。 【1】が鴨江旅館街の南端。ふむ、引込み線があるな、ちょっと見に行っ…

奥山線の遺構【金指、亀山トンネル】

静岡旅行シリーズ。3月3日、気賀駅周辺をひととおり歩き回った後は天浜線のディーゼルカーに乗って2つ先の金指へ。 目当てはこの、車内からも見える……。 遠州鉄道奥山線の遺構だ。 奥山線(おくやません)は、かつて静岡県西部、浜松市の遠鉄浜松駅(現・…

天浜線気賀駅の周辺

3月3日、浜松駅前からバスに乗ってまず向かったのは、天竜浜名湖鉄道(天浜線)気賀駅。前日、掛川駅で入手した「天浜線てくてくMAP」によると駅近くに「昔の街並が残っている」といい、また「天浜線文化財めぐりの旅」というパンフレットによれば駅の本屋…

大井川鉄道

3月2日、スズキ歴史館を見学した後は、同じ静岡県下でも東のほうに位置する金谷へと移動。大きな目的は大井川鉄道完乗なのだが、その発車待ちのわずかな時間を使って、駆け足でひとつ見てきたものがある。 東海道本線の窓から見えた、廃トンネルの跡だ。 …