琴平駅、琴電琴平駅とその周辺の街並み/四国旅行#7

9月の四国旅行についてのエントリはこちらからどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20150922#p1
 

 
坂出駅12時59分発普通列車で琴平へと移動した。


琴平駅13時30分着。ホーム上には鏡のついた洗面台。レトロな存在感はあるが実際に古い物かどうかは調べてみないとわからない。この写真の右側を船首にして、帆掛け船を模した形になっているそうだ。


琴平駅駅舎。

乗ったのは金毘羅参りを済ませた帰りだが、琴電琴平駅にもまとめて触れておく。


ホーム上屋を支える柱は古レール。ちょっと軽めに(小ぶりに)見えたが、実際どれくらいの重量(=規格)のレールなのだろう。陽刻も見えたが塗装に埋もれていて判別できず。

乗った車両は元京浜急行電鉄1000形の1080形。

琴電琴平駅近くにあった、「モケイ&カメラ タカシオ」。

1F カメラ材料・フイルム・DPE、2F エンジン・モデルガン・光学、B プラモデル・ゲーム・玩具。なんというか、模型とカメラという「男の遊び」な取り合わせ。ただし現在はほとんど営業していない模様。

そこから南に向かうと見えてきたのが、お城のような建物。名前もそのまんま「シャトー」。

近づいて確かめてみると、やはりというかソープランドだった。別のベクトルで「男の遊び」という。周囲には他にもソープランドがあって、この一帯はまず間違いなく赤線跡だ。金毘羅参りのいわゆる「精進落とし」の場となった、歴史ある遊郭がルーツなのだろう。

ただまぁホントに跡しか残ってないならまだしもある意味現役なわけで、歴史を掘り下げ出すといきなり反社会勢力の歴史(っていうかおそらく現在進行形)にブチ当たるのでスルー。


なお、その赤線跡から川を隔てて金刀比羅宮寄りの街並みは、観光俗化しない形で古い姿を残しており、なかなかの見応えがあった。