忘れてた。10月18日の姫路旅行の話の続き。
姫路市街にはこのように…。
何かのモニュメントか巨大オブジェかというコンクリート柱が並んでいる。
(JR駅側を振り向いて撮影)これらは、姫路モノレールの廃線跡だ。
姫路市営モノレール
姫路市交通局モノレール線は兵庫県姫路市の姫路駅から同市の手柄山中央公園にあった手柄山駅までを結んでいた鉄道(モノレール)路線(廃線)。1966年に開業したが営業不振などにより1974年休止、1979年廃止となった。正式な路線名は無く[7]、一般には姫路市営モノレールなどと呼ばれていた。
これは唯一の途中駅、大将軍駅の跡。ビルの中腹を横断して走るモノレール、しかも緩やかにカーブを描いているというパスト・フューチャー感!
このビルが近々取り壊されると言うので、神戸に出かけた機会に姫路まで足を延ばしたのだった。
まぁ、以前に一度来てるんだけどね(2007年2月24日)。
http://gray.ap.teacup.com/unknown/245.html
当時はもう少し長くレールが残っていた。
ちなみに前回訪問時には煉瓦造の建物が現役だった「「株式会社山陽色素 第2工場」は…。
全く取り壊されて駐車場になってました。
現在は新幹線の高架をくぐる直前で途切れてレールも…。
前回訪問時(2007年2月24日)にはくぐった先まで続いていた。
このあたりは前回訪問時と変わらず。
端っこではまた微妙にレールが短くなっていた。
とマァ、廃線跡は昔のほうが良い状態なので、再訪する意味は少々薄いのでした。
しかし姫路モノレールに関しては、前回訪問時から激変したことが…再び訪れる意味が、ひとつあるのだ。
手柄山の中腹に設けられていた、終点・手柄山駅。それが今…。
手柄山交流ステーション内・モノレール展示室となっているのだ!
http://www.city.himeji.lg.jp/s80/koryustation/_24564.html
モノレール展示室は入場無料。展示室に改装されるまで半ば放置されていた2両編成の車両が静態保存されている。
姫路方の1両はヘッドマークを掲出、室内も見学可能。
一方で手柄山方の1両にはヘッドマークは無く、ドアも閉めているという要領を得た展示。
屋外には台車も展示されている。
運転台は車内以外にも展示。
元は駅だった展示施設ためか、その種の展示物も充実している。これだけのものがタダで見られてちょっと申し訳ない気分。