『まんがタイムきららキャラット』11月号

先月号は休んだけど割とコンスタントに続けている『まんがタイムきららキャラット』感想。『ジャンプ』でも『チャンピオン』でもなく何故これ? と自分でも思わなくもない。『ジャンプ』は立ち読みすらしてないしなー。
 
ひだまりスケッチ
表紙&巻頭カラー。表紙は新旧住人勢ぞろい…って、茉里がいるってことは、紗英さんヒロさんは大学生なのに高校の制服を着ているのか。

本編は修学旅行の続き。修学旅行編まで全く存在感の無かった(正直出てたかどうかすら覚えてない)中山さんが色々と美味しい。京都・奈良・大阪と来たから、さすがに次回で修学旅行も終わりかな。ツイッターではページの少なさを嘆く声が聞こえたが、カラー2頁・モノクロ4頁の6頁ならいつもより多いくらいじゃないか? 10月号はモノクロ9頁の異例の増頁として、9月号休載、8月号カラー2頁・モノクロ2頁、7月号カラー2頁・モノクロ2頁、6月号休載、5月号モノクロ6頁……ほらね?
 
「NEW GAME!」
青葉は前からふつうに可愛いけど、今回の「遠慮しなくていいんですよ?」とか「デザインの質問は私に!」とか「何か言わないと なにかいい意見 はやく… はやく…」とか、気負い過ぎてる若手らしい描写がホント可愛い(ただ、同世代かそれ以下の読者はウザく感じるかも)。

そういう青葉を先輩らしく支えるひふみ、そしてプロらしく難点を指摘するゆんと、このところ「お仕事もの」としての洗練度が高くて好印象。
 
ブレンド・S」
お姉さんキャラに剥いたバナナを咥えさせられる、というプレイがあまりにも新し過ぎてリアクションに困る。
 
キルミーベイベー
なんてことないサッカーゲームが題材なのに、なんでこんなにムチャクチャにできるんだw 読み返すと、全く脈絡なく玩具BOXが出てくるのに展開はスムーズなのな。
 
「カスタムメイド!」
単行本発売記念で巻中カラー。新たな使用人を募集するためのPVを作る話、なんだけど、あるじである鳳凰路家って母と娘のふたりしか登場していないから、一体何の仕事にそんな人員が必要なんだろう? と思ってしまった。そしてそれ以上に謎なのは、ユウ様のお母様とタメ口で話す岡野先生の歳。
 
Aチャンネル
鬼頭先生と佐藤のお見合いって、確認したら1月号掲載分だった。なんで今ごろその続きなんだ。鬼頭先生はそれなりに魅力的だけど、佐藤先生は一切のフォローの余地無く変人というか変態で、何かしら良いとこを見せてくれないとツライ。
 
「まちカドまぞく」
シャミ子と桃の対立が一時解消されて協力関係になった……はずなのに、やっていることというか二人の関係は以前と変わらないという。まぁ真面目な話、少々馴れ合い過ぎてるという印象もあるので、そろそろ桃以外の魔法少女なり何なりの新キャラを投入してもよいのではと思う。

そして、ふたりの掛け合いの合間にサラッと明かされるヘビーな設定。桃の血の繋がってない姉も気になるが、問題はむしろ「魔法少女は光の一族と契約した時点で、ほぼ肉体を再構築して、高密度のエーテル体みたいな存在になる」という件。これってつまり「桃は生身の肉体ではない」ってことでは……。まぁ、姉の件と違ってこちらはシャミ子が理解できてないから、たぶん掘り下げないと思うけど。
 
「ごきチャ」
またまた博士と助手が登場。ただし今回は状況をお膳立てしただけで、話の本筋はごきチャとちゃばの掛け合いだった。ツッコミ役だから、という事情ではあるけれど、ちゃばのほうが頭の回転が速いんだから実験材料にも向いているのかも?