『まんがタイムきららキャラット』6月号

ブレンド・S」「カスタムメイド!」休載。「ブレンド・S」はさておき「カスタムメイド!」はタイミング的に2巻完結に向けての調整だろうか……。ううっ。

閑話休題、アニメ開始に向けて「NEW GAME!」大プッシュで、表紙&巻頭カラー&またまた2本立て&カラー頁でアニメ情報&監督たちアニメスタッフ三人と原作者の座談会4ページというお腹いっぱい状態。そのせいで表2(表紙の裏)から記事が始まるという変則台割になってます。

キャラ表もまずは違和感は無く、座談会を読む限りアニメにも期待できそう。監督が「かわいい」をフィーチャーし過ぎていることと、原作が結果的に成長物語になっているのをアニメではどう消化するか触れていないのがやや気がかりだけど。
 
NEW GAME!
本編1本目……、そうそう予告無しで2本立てなのはアレだね、予告しといて落とすと格好悪いからだねきっと。えーと1本目、コウとひふみんという今までに無かった取り合わせ。そこにりんが現れてひふみんは無駄に気苦労を……という展開で、見所はひふみんの顔芸。p12〜13は4コマめを横に見ても楽しい。にしても「二人の関係が全く進展しない」って認識がスゴいな、ひふみんは二人をカップルとして見てるんだ。

2本目はついに完成、ねねっちのゲーム。絵はアレだけど二人とも夢中でプレイしていてまずはめでたしめでたし。ていうかこの先、ねねっち周りのエピソードはどう展開するんだろう? 「あおっちプロだからお願いしたらお金かかっちゃうじゃん…」という台詞に、「こういうものだと捉えてくれよみんな!」という作者の願望を感じる(苦笑
 
キルミーベイベー
導入からいきなり必殺パンチときて、バイオレンス度がいつもの1.5倍増(当社比)。つーかあれだな、ボケもツッコミも蹴るわ殴るわなのが斬新だよな。騙し打ちナックルが一発だけとはいえ成功しちゃうのはやすながスゴいのか、それともソーニャがバk(ry

最後のは「世紀の凡戦」と言われたアリvs猪木戦が元ネタかな? やすなは正しく把握してなかったんでしょう。
 
ひだまりスケッチ
もはや当たり前になってますがゆのっちと宮ちゃん、今回もいっしょにお風呂に入っていっしょに寝てる。もう部屋もひとつでいいんじゃないかこの二人。本題は擬音ネタ、言葉の由来を追求するような話は正直「GA」が巧かったなーという感じ。ともあれ受験や校内行事が全く無関係な話は久々で、その点ちょっと新鮮でした。
 
「まちカドまぞく」
ネタバレ。「桃の弱点はひじの内側のとがった骨」

なんてボケはともかく、一本目ではオチ扱いだったお弁当が後に本当に……という展開に唸る。長期的にも、通いづまぞく展開からのひとつの到達点で(それを今回きちんと「敵に滋養強壮を送ってたー!!」と復習しており、途中飛ばしてる読者にもわかるようにしているのも巧妙)、2巻の終わりに向けてまとめにかかってきたなという感じ。ていうかまさかニューごせん像の再登場があるとは(笑)。

次回も引き続いて夢の中の対話で、桃もかなり過去を打ち明けそう。桃のシャミ子に対する「親愛の情」は、既に刷り込むまでもない気がするが、それを桃自身どう認識しているかも次回明らかになるか。

長期的に……というと、先代魔法少女・千代田桜の名が語られた。どうやらシャミ子の祖母かひょっとするとおかーさんの本名のようで、それはそれで気になるけど、これまで存在をほのめかされてきた桃の姉との関わりはいかに?

ごせんぞ曰く、シャミ子の魔力は地味に上がっているらしいけど、シャミ子で育っているのはむしろおpp(自粛

ついでに駄ネタをひとつ。「NEW GAME!」座談会でキャラデザインの人(菊池愛氏)が、なんと魔法少女ふたりに言及してます!(してません)

 
「アニマエール!」
よく言えば手堅い展開、悪く言えば型どおりの展開で、まずは有馬さんが仲間に。あと三人(ないし二人)は未だ影すら見せておらず、ここからが評価の分かれ目か。
 
「異なる次元の管理人さん」
猫を資料でしか知らない未来人ノナ。舞台およびキャラ設定の巧い応用だと思う。んだけど、この子このままレギュラーに定着?
 
「ジューンフレンド」
いまの住処に引っ越してからは行ってないけど、コインランドリーって確かに何か昂る。洗剤あっても自販機のを買いたくなるし、乾燥機がぐるぐる回るのは目で追っちゃうよね。ただ、靴洗浄機は知らなかった。洗濯機に「靴は洗わないでください」という注意書きがあるのは、逆に言えば靴洗浄機の需要があったということだな。
 
「ごきチャ」
ごきチャ、ちゃばちゃん、ショコラそして博士さんと、やや変則的ながら(準)レギュラーキャラが結集(あれ? バイト店員さんは?)。ごきチャの側も翻訳機の存在を知って、何か今後の展開に関わる一大転機となる回なのかも。
 
「はやしたてまつり♪」
1話は割とよかったけれど、うーむ…。主人公たちは新聞部、物語の中心はおはやし名人というズレをどう生かすのか(処理するのか)と思ったら、今回はおはやし設定はほったらかしだった(消しゴム使った練習はあったが)。連載では一体どこに重点を置くんだろう。
 
「リトル・リトル・アリス」
相変わらず予測不能の作品だ、良くも悪くも(苦笑)。一本目でいきなりセバス重傷、三本目で本来の姿に復活……くらいならまだ並のマンガでもあり得る展開だけど、そこから歴史的大戦争になるというのは一体どういう発想なのか(笑)。しかもロリコンvsアイドル好きの戦争という。今回はわんこ暴走ネタ(&オチ)ではないのがちょっと新鮮。