プリパラ#9「ときめきアイドル大集合!」

らぁらがそふぃとペアを組み、ついにそふぃ=梅干しピザのお客さんと知る話。ついにっていうか、前々回でプリパラ内で梅干しピザのお客さんと遭遇したばかりで、そこからすると早い新展開だという気もする。

その第7話の感想で、「そふぃの親衛隊もファンシーモードのことを知っていて、その上で一所懸命駆け回ってフォローしてくれるのだから、らぁらと同レベルかそれ以上にそふぃに友好的な存在で、それはどう位置付けるのか?」てなこと書きましたが、なるほどねぇこうきたか。親衛隊はクールなそふぃ様ラブでファンシーモードノーサンキューなんだけど、らぁらは「どっちのそふぃさんも好きです」と。こうしてらぁらはそふぃにとって特別な存在になるわけだ。

なんかもう、らぁらはつくづく天然の女たらし…もとい、イノセントな天使だね。んで、みれぃは前回書いたとおり迷える子羊を導く女神。今回もファンシーモードの事情は全く知らないまま、そふぃに対してすべきことは何か一瞬で察する洞察力を発揮……。この並びでいうと、そふぃは妖精さんといったところだろうか?

とまぁキャラ立て及びキャラクターの巧さ・面白さは相変わらずなんですが、設定面ではちょっと「?」な部分が……。特にそふぃの過去話、8歳でデビューして今は中2であれほどの大人気なのにデビューランクに留まっているというのは、それだけで1話分かけられるくらいのドラマがありそう。あと、8歳そのまんまの姿でデビューというのはプリパラでのことなのかリアルでのことなのか? 前者ならばらぁらの姿が変わっている(プリパラでのアイドル姿では年齢が上がっている)ことと整合を欠くし、後者だとすると「そもそもプリパラって何?」になってしまうという(ウサがしゃしゃり出てきたから確実にプリパラでのデビューなんですけどね)。ここらへんもそのうちフォローがあるのでしょうか。

それにしてもみれぃ、普段の「まじめな風紀委員」(←自分で言ってた)とかけ離れたポップなキャラを計算尽くで作り上げてるわけですが、そこのギャップで人気が出るのが風紀委員長のほうだというのは計算外なんでは。