『ぷっちぐみ』7、8、9月号

「プリパラ」が面白過ぎて、マンガ版のためにとうとう『ぷっちぐみ』まで買ってしまった。

ぷっちぐみ 2014年 07月号 [雑誌]

ぷっちぐみ 2014年 07月号 [雑誌]

ぷっちぐみ 2014年 08月号 [雑誌]

ぷっちぐみ 2014年 08月号 [雑誌]

7月号、8月号はリアル書店からは既に引き上げられたが、amazonはある程度バックナンバーを扱っており今でも購入可能。それもマケプレでなく本家amazonの扱いだ。なんというか、いよいよリアル書店って要らない気がしてくるよ。たぶん雑誌によってはリアル書店経由でも版元在庫を取り寄せられるんだろうけど、そんな手間を掛ける気にならん。つーかまず、「バックナンバーの取り寄せが可能かどうか」の確認から始めなきゃなんないし、たとえばこちらが予め可能であると確認したとしても、書店員側の確認作業で10分は確実に待たされる。

閑話休題。目的は「プリパラ」(まんが:菊田みちよ)、というか……

南風紀委員長のために購入したのだった。これは8月号。極力サイズを落としているので著作権の侵害とか言わないで(関係者から言われたら無論削除しますが)。

アニメ第2話では「双方正体を知ってビックリ」でラストだったのが、このマンガ版では「みれぃの側は一方的にらぁらの正体を知っていた」に改変されてまして、こっちのほうが自然ですね。マンガはわずか4ページのみ、コマも大きくてマンガというか絵物語に近いのですが、「学園パートで厳しい風紀委員長の登場」「プリパラパートでらぁらのピンチ」「みれぃが叱咤激励して立ち直る」「みれぃは実は風紀委員長でした」という流れをよどみなくまとめあげています。絵柄のほうはアニメ準拠で作者のオリジナリティは抑え気味ですが、マァ可愛くてよろしいかと。

なお、7月号のほうの記事ページには、準備稿なのかアイドル時と同じく金髪碧眼の風紀委員長が載っていたりします。

ぷっちぐみ 2014年 09月号 [雑誌]

ぷっちぐみ 2014年 09月号 [雑誌]

「プリパラ」以外の話題もひとつ。9月号から「初音ミク」のマンガの連載が始まりました。女児向けにも展開していることは知ってましたが、とりわけ低年齢層向けの「ぷっちぐみ」にまで進出してきたのはちょっとびっくり。まさか純然とキャラとマンガだけ売って終わりということはないでしょうに、どんな関連商品を売るつもりなのか?

まぁビジネス的事情はともかく『ぷっちぐみ』版(まんが:ことさん)の初音さんは可愛いらしく、これなら幼女も親しみが持てそう?
ただこれ、何となく納得してしまう展開ですが、これではまるで初音さんが詩に合わせて曲を作ってくれるみたいだ。



おまけ【一目でわかる対象年齢層】
ポイントは「不自然に漢字仮名交じりになっている単語を見つける」そして「難しめの漢字を見つける」。

これは『ぷっちぐみ』9月号掲載の「プリパラ」第3話・1ページ目の下半分。「き本」「え顔」が目につく一方、「神」は漢字になっています。
それを踏まえて「学習指導要領」の「別表 学年別漢字配当表」を見る。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku/001.htm
「基」は第五学年、「笑」は第四学年に入っている一方、「神」は第三学年に入っており、『ぷっちぐみ』のコアな対象年齢層は小学3年生だとわかります。
こんなのはいってしまえばトリビアですが、仕事によっては「学年別漢字配当表」に従うことが厳密に求められると知っておいても損はないでしょう。
(と書いた後で見返したら、上の取り込み画像の初音ミク漫画はムチャクチャだ(汗)。第六学年の「座」が入っている一方、第五学年の「能」や、第三学年の「起」まで平仮名になってる)