ユニバーサルデザインは「俺たちのユニバースに合わせろ」と強要する

ユニバーサルデザインって独善的で酷いよね、という話。手に持ったり乗ったりするものは、マァ確かに「誰にでも使いやすい」。ユニバーサルなデザインと言っていいだろう。
問題はサインやシンボルの類だ。とにかく酷い。ユーザーに「俺たちのユニバースに合わせろ、俺たちの言語を学べ」と強要している。

たとえばこれ。今では無理矢理付き合わされているこのサイン。とりあえず電源スイッチだとわかるし、これはパイロットランプのほうで「入」「切」がわかるが……。

さてどっちが「入」でどっちが「切」?

「ON」「OFF」でいいやん。これは「OFF」の色が薄く、文字の意味が分からない人にも伝わるようにしている(もっとも、照明等の場合は「色が暗いほうがOFF」というイメージもあるだろうからこれも妥当とは言い難い)。
つか、パイロットランプも消灯=切、点灯=入でいいのに何故に緑・赤で色分けしてまで灯すのか……。

たとえばドアの開閉ボタン。日本及び中国の、マァ中学生以上ならば「開」「閉」の意味が判らない人はいないだろうし、一見してどっちがどっちか判るだろうが……。

これにはいつも戸惑わされる。どっちが「開」でどっちが「閉」? これはもうサインのデザインが最悪としかいようがない。▲と|との間隔がどうして「開」でも「閉」でも同じなんだ。閉じた状態から「開」くほうはこれでいいとして、「閉」じるほうは開いた状態からであるイメージが伝わるように▲と|の間を空けるべきだろう。

苦情があったのか新製当時からなのかは知らないが、中にはこうしてシールを貼った車両もある。
そんなユニバース国の住人で、得意げにユニバース語を使っているのが佐藤可士和
http://matome.naver.jp/odai/2137351572553391601
……いや、これの「R」「L」をユニバース語と言ったらユニバース国の住人もさすがに気を悪くするだろうか?