最近観たTV番組

 ウルトラQ#13
「ガラダマ」。ガラモン(ガラダマ・モンスター)の秀逸なデザインに全て持っていかれるけど、ストーリーは粗雑だよねこの回。ガラダマを見つけた少年たちは導入だけの登場。ゲストヒロインは単に万城目たちに仕事を作るためだけの存在で影が薄く、故郷がダムに沈んだとの台詞も生かされない。ガラモンに対して万城目や一ノ谷博士にできることは無く、百合子の思い付きで動きを止めることができただけ。しかもその思い付きが活きたのは、偶然にも予め電波阻害網(どうみても蝿帳)が用意してあったから……。「ガラモンの逆襲」と併せて1本のエピソードと見るべきなのだろうか。
 
怪奇大作戦#1
「壁ぬけ男」。結局1回も見なかった『ネオ・ウルトラQ』が終わり、新たに始まったのがこれ。感想は以前書いたことと変わらず。
http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20110628
 
ヒーローバンク#51(終)「ニッコリ0円¥俺たちはガッポリカンパニー!!」
まさか世界が壊滅したまま終わるとは。そしてそこで「サヨナラマタイツカ」は反則だ! ただマァ、セキトの物語の終わりとしては1番のほうの歌詞が合うんだよね。

♪悲しいとか辛いとかそんなんじゃなくて 何故だろう涙が止まらないよ
♪突然の別れに戸惑いを隠せないけど 何となくこうなる気はしてたんだ

うぅ(涙)。……そしてその余韻をぶち壊すエピローグ(笑)。これこそ真の糞アニメだ!(誉めている)。音入さんはオープニングにも出ている重要人物なんだからしょーがない。つか、ストーリーの本筋には最後まで絡まなかったな。それもマァ、このエピローグのためか。

しかし私は年寄りなので、セキトよりも音入さんよりも何よりも、八神(CV:田中秀幸)が気になるのであった。味方の優男には変なキャスティングだよなあ無駄に豪華だよなあと思っていたら、まさかラスボスとは。こういう役まわりって珍しいよね、「ガンダム0083」のワイアット以来?(チョイ役じゃねーか)とか思っていたがアレだ、去年の『冒険ドリランド』のデスメノスがあったな。

てな感じで、個人的に不満や釈然としない部分は少なからずあったし、商業的にもおそらく目的を果たせたとは言い難い作品ですが、とりあえず1年に渡って楽しませてもらいました。平日夕方のキッズアニメはこんな感じでいいんじゃないですかね。
 
『ドアマイガーD』#13(終)「出し切れ!さらばドアマイガー」
確執を超えた親子の協力! 代々受け継がれてきた絆! いつもどおりの必殺の京菓子、それはちまき! そして敵の改心……。さらに渡米して京菓子の可能性を試す主人公というエピローグまでもが3分余に凝縮されていた。お約束どおりとかダイジェスト展開とか言ったらそのとおりなんだけど、これを3分余でまとめ上げるって尋常でないよ!?

……そしてその余韻をぶち壊すDVDのCM(笑)。何だよ、「本編30分+特典50分」て。

ドアマイガーD [DVD]

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定価でもう1000円安けりゃポチってた。