最近観たTV番組

「怪談レストラン」
テレ朝チャンネルで放映されたのを視聴。そういやスイートプリキュアのアコの原型ってこれの主人公だったな。悪く言えばキャラの使い回しで、スターシステムというにはこの娘一人だけだし何であんなことをしたんだろう? そんなことよりお化けギャルソン、今だと虎徹おじさんのアルバイトかと思ってしまう(CV.平田広明)。
 
「ロボカーポリー」
まさかの2年目突入。枠が変わって30分番組の一部になったから、白ばっくれてまた1話からやり直すのかと思ってた。韓国版ウィキペディアとか当たれば5クール目以後の放映リストなんかもあるのかな? 前回前々回の前後編が一応の区切りで、今回は新シリーズの初回という位置付けらしく、ゲストキャラが順繰りにレスキューチームと出会っていくという構成。しかし新シリーズといってもレギュラーの追加や発進パターンの変更などは無し。変型時に関節が光るようになったことくらいかな? 夜の場面だと以前からだっけ?
 
「ディスク・ウォーズ:アヴェンジャーズ」
まぁ、東映バンダイがタッグ組んで、日本市場メインでマーヴル原作のアニメを手がけたらこうなるよね、みたいな。さして不満は無いけど新味もない。マッドハウスのよりは多分面白い(ちゃんと観たのは「X-MEN」だけなのでよくわからない)。CMが二度入るのは輸出前提なのかそれとも単に洋ものっぽいムードを出したかっただけ?
 
破裏拳ポリマー
TOKYO MXで始まった。前にも書いたとおり、絵柄だけでなく設定や全体的なムードもアメコミ調で面白い。2クールしかない作品だしこの機会に全話観てみよう。
次回予告は多分、というか間違いなくマスターが失われていて、家庭用VTRの録画データを元にしたものだね。ボックスか何かのリマスター時に用意したものだろうか。
 
ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産」
今さら…ってだいぶ前からだけど何とかクルセイダーって言われてもな。

第1部第2部のアニメと同様、「原作に忠実」を何か勘違いしているんじゃないのと言わざるを得ないんだが、まぁそういう前作が受け入れられての第3部なんだからこれでいいんだろう。でもそれにしたって、この「間の無い」ハイスピードなダイジェスト展開でいいのかねぇ?
 
「はいたい七葉」
いわゆる「萌えおこし」ってびんちょうタンから始まったんだよな、と何となく思い出す(それにしても、そのためのキャラではないという事情があったとはいえ、あんな悲しげなキャラを町おこしに起用するとか昨今のこの手のキャラより余程先鋭的だったよね)。これは「琉神マブヤー」的な沖縄ご当地もの? それにしてはお金がかかってますが……。内容はまだ様子見だが、とりあえずキャラが多過ぎることがいきなり不安。
 
テンカイナイト
グレン=紅蓮、セイラン=青嵐としてホワイティさんは何者なんだ。「子供がいきなり異世界の戦士に!」という型どおりの展開ながらそつなくまとまっていた。酷く不親切なナビゲーション、特に高所から落下したときの、

「ジェットウイング!」「ありません」
「反重力ブースター!」「ありません」
「パラシュート!」  「ありません」
「ぶつかるぅー!」「エアスラスターなら使用可能です」

なんて掛け合いあたりにちょっとセンスを感じる。
ただ、三頭身ロボのシリアス気味なアクションって、今の子供に素直に「かっこいい」と受け入れられる余地はあるのだろうかと不安。玩具はそれなりに楽しそうだけど。
 
「レディジュエルペット」
テレビの前でしばし呆然。「優雅にレディらしくピンチを切り抜ける」でさんざん引っ張ってオチが付かないとは……。ていうかオチを付けようという意思さえ感じられなかった。脚本としては「プリンスとのキス」がオチのつもりだったのを演出が十分に汲み取れなかった、とかそういう事情? 一番の見所は前作オープニングからキャリーオーバーのエンディング、そして早稲アカのCM。
 
プリティーリズム・オールスターセレクション
申し訳程度の新作映像を加えた、過去3作の傑作選方式での再放送。「ジュエルペット」もこれで良かったんじゃないかな。初回は1作目の第1話。阿世知社長と純がまさかこの後(つっても2年目の終盤だけど)あんなことになるとは……。

何故か一瞬でドレスを仕立て直せるプリティリメイク(主人公は素人です)、通りがかった人を避けたらそれだけで何故か美しくプリズムジャンプ!(主人公は素人です) なんという偶然かそれをプリズムショー関係者が見ていていきなりステージデビュー(主人公は素人です)、そこでペアを組むのはさっきぶつかりそうになった娘(この娘も素人です)、ワードローブは異次元空間に広がり、「服の声を聞け」と言われ……等々、あまりにもデタラメな設定・展開が次から次なのだが、言い訳も説明も無しに突っ走っていくのでツッコミが追いつかない。何事も思い切りが肝心だと思い知らされる。
 
ハピネスチャージプリキュア!
歌うプリキュア登場! という回の冒頭メッセージがキュアブロッサムなのは、やはり中の人的な「歌う」つながりだろうか。でもそれ言ったら主人公が超時空プリキュアだしなー。

歌対決は先月に復刻版第4巻が出たばかりの「県立地球防衛軍」、グリコーゲンX登場回を思い出す。女児アニメ的には「ぴちぴちピッチ」ですかね? ハニーがなぜ正体を明かしたかについては、なぜ隠していたのかと併せて次回で説明されるものと一応期待。

世界中のプリキュアにまたしても言及するも、描かれるのはまたしてもインドとアメリカだけで、世界が広がっている感が逆に損なわれた感じ。デザインが決まってないにしても、観光名所(ロンドン塔とかエアーズロックとか)を背景にシルエットを立たせりゃいいんじゃないのという気が。