アニメの７月新番って個人的に何も観てないだけでなく、巷で何が話題という話題作のタイトルも聞こえてこないんだが、何か始まってるの？
『咲-Saki-』
BSジャパン放映分で視聴。「ステルスモモの独壇場っすよ」と思いきや、身も蓋もない攻略法でそれを凌ぐのどっち。そしてついに始まる大将戦！ あり得ない嶺上（って「りんしゃん」でなんで一発変換なんだMS-IME）連発で独走するか主人公!? と思いきや槍槓（これも「ちゃんかん」から一発変換…）で文字通り横槍を入れるかじゅ先輩！ あー、『咲』はやっぱりこのあたりが一番面白いなー。
『ジョジョの奇妙な冒険』
エンヤ婆の「正義」後編。前後編のおかげで週遅れ地区でも「トトロ」の本家のおばあちゃんからエンヤ婆の鈴木れい子コンボが発生したか（つっても本家のおばあちゃんはあんまり出番なかったけど）。
そんな倒し方でいいの!? という決着とか、その倒し方〜霧のスタンドへの対処法と宿帳に仕掛けた罠とが無関係だとか、色々スッキリしないのは相変わらず「原作どおり」なんだけど、エンヤ婆が面白過ぎたからマァいいや。
『はいたい七葉』
元から５分枠の３分アニメとしてはキャラが多めだったのに、第２期はさらに新キャラ続々投入でいよいよまとまりが悪い感じ（エンディングにはこの娘たちも最初から皆出てたけどさ）。大富豪キャラの非常識に桁違いなお金をかけたプレゼント、とか「沖縄であること」と無関係なネタをオチにするのはどうかと思うぞ。
『テンカイナイト』
アバンタイトルからガッツリ印象付けてくれた割に、今回は全く何もしなかった新キャラの登場回。……えーと、ベニ（CV浅野真澄）か。劇中では最後の最後に玄が「久しぶりだな、ベニ」と言っただけで名前すら印象に残らなかったな。
一方、惑星キューブに戻って連絡役を務めているはずのガーディアンが（前回と今回冒頭で台詞であえてふれたにも関わらず）全く出てこなかったんだけど、これは今後に向けての伏線なのか、それとも単にリストラされただけ？
全体的には平和な一幕、というかインターミッション的な話。前回戦死した敵の幹部があっさり蘇るのはキッズアニメのお約束だよねと苦笑いしつつスルーしていたら、主人公側から「再生装置を破壊しよう！」という作戦が出てきて容赦ないなと思った土曜日の朝。
今回から新しく「バンドを組んだぜ」になったエンディングだとコアが白、青、緑×２、黄×２ときて赤だったり、白×２、青×２、緑、黄ときてやっぱり赤、そして黒だったりするんだが、ベニも玄も先々仲間になるのか？ なんてことを気にしながらオープニングを見返したら、白・青・緑・黄・黒・赤はいいとして、え？ 橙のコア？ 誰!?
『ブリパラ』
ちょっと待て風紀委員長。オープニングには1カットも出てないくせに（出てるといえば出てるけど）いきなりそんな重要人物なのか!? らぁらもだけど、抑圧された自我を解放する場所がプリパラ、ということなのか。予想していたよりも面白くなりそうな感じ。今年は『ジュエルペット』がダメな分を補ってくれるか？
『ケロロアワー』
アリサとネヴラが新作「ケロロ」に多分初登場。声が変わらず矢島晶子と大塚芳忠のままなのがうれしい。
声優といえば、1年目『ケロロ軍曹』の「ボクラハミンナイキテイル銃」の回。ゾウの太郎の声が原作のネタをきっちり拾って土師孝也（＝『北斗の拳』のトキ）なのは何となく覚えていたが、ベンガル虎は堀秀行だったのか。なんというか無駄に豪華。
