最近見たTV番組

◆月曜日
ヒーローバンク
春からなんとなく見続けている。昔の児童向け漫画(アニメ)っぽい下品さが今どきはちょっと珍しい。
前々回から主人公の仲間の悪堕ち展開でちょっと盛り上がっているが、シリアスに突き詰めると息苦しそうだしこのさきどう決着を付けるんだろう。
 
「蒼き流星SPTレイズナー
チャンネルNECOでTVシリーズ全話放映、その後続いて「エイジ1996」「ル・カイン1999」ときて明日は「刻印2000」。面白いことは面白いんだけど……アンナがウザいね(笑)。

いつ戦闘が始まってもおかしくない状況なのに「この可愛い花を聞くのを忘れていたよ」と言い出すエイジも変だが、それに答えて「むかしむかし、とても愛し合っている男の人と女の人がいました。遠くへ旅立ち男の人を信じて、女の人は待ちました。何か月も何年も。そしてひっそりと」
いいからさっさと花の名前を教えてやれよ!

ってまぁこれは狙ってやっている演出だからいいとして、第2部での役立たずっぷりが凄い。敵に狙われたり捕まったり罠に身をすくませたり仲間が闘ってる最中にうだうだ悩んでたりがアンナの主な仕事。ある意味「正統派のヒロイン」で、路線を変更して単純明快な娯楽作を目指し始めたから、そういうポジションしかなかったのだろう。

そうそう、今見返して気づいたのは「グラドス人の祖先は地球人と共通だから戦争なんてやめろ」というストーリーの核の部分。「そんなんで戦争が止められたら世の中平和だろ」と昔から思ってたんですが、第1部ではいちおう筋が通ってたんですね。「地球人は同じ種族同士で東西に分かれて戦争をしている愚かな種族だからグラドスがまとめて征服してやんよ」というのに対して「グラドス人だって同じ種族なんだから戦争で干渉しちゃあかんよ」ってことだった。まぁ第1部終盤でもうグラドスvs地球になって、その構図も怪しくなってしまうんですが。
 
◆火曜日
「新ウルトラマン列伝
メビウス」が終わった後のウルトラシリーズにはどうにも馴染めないというかどうでもいいんだけど、「大怪獣ラッシュ」とか再編集ものとかはちょっと面白い。
 
快獣ブースカ」「ウルトラファイト
「戦え!マイティジャック」が終わって始まった。ブースカは初めて見るけどかなりはっきり「オバQもの」ものなんだね。時期的にもオバQが人気を博した直後くらいか。「ウルトラファイト」はまだ再編集シリーズで、「新ウルトラマン列伝」から続けてみると妙な感じ。映像は「ウルトラセブン」の時と同じはずだけど、そこにあのナレーションが被さるだけで「ああ、ウルトラファイトだな」という気分になる。
 
◆水曜日
「ロボカーポリー」
「のりスタ E-ネ!」という英語教育番組? の一部になったが30分番組のうちの半分を占めていて、番組の他のパートとはほぼ関わり無し。15分「ポリー」15分「E-ネ」の別番組でいいんじゃないかこれ。内容は相変わらず。オープニングが微妙にアレンジが変わったり、変形パターンが微妙に変わったり。新レギュラーとか追加せんのかのう。
 
ガイストクラッシャー
春から見始めて、なんとなく見続けている。最初に見た(一応第1話も見たけど)のが水着回だったために「オペレーターの3人娘が可愛いアニメ」という刷り込み的な認識に。強敵が主人公側に寝返ってくる話でまぁそれになりに盛り上がっている。
 
◆木曜日
「咲 -Saki-」
BSジャパン放映分。まぁ2度目か回によっては3度目の視聴なので流し見。
 
◆金曜日
破裏拳ポリマー
惰性で視聴。
 
ジョジョの奇妙な冒険
深夜枠の本放送って、今クールはこれしか見てないや。花京院の「日光浴」とか、端々に織り込まれるアニメオリジナルの場面や台詞は巧いのだが、全体的にはどうにもこう、「原作に忠実」を何か勘違いしているんじゃないの?感が……。ホル=ホースが象に乗ってくるのはいいとしても、何があるわけでもない場所でいきなり女の子を降ろすとか、J-ガイルと合流したらその場に象を放り出して歩き去るとか、作り手はそこらへん気にならないんだろうか。ツッコミどころとしてあえて残すようなものでもないよねこのあたり。
 
◆土曜日
「はいたい七葉」
ジョジョ」から続けてみると、なんとなく突然サーッと色が変わる意味不明の演出が共通していて可笑しい。
 
テンカイナイト
春からの新番組では一番よく出来ている。キッズアニメの基本を押さえつつ、ちょろっとヒネリが加えてあってスレたマニアの視点でも面白い。ただ、ハッシュタグ付のツイートを追っていると変なファンがものすごく多くて(というかそういうファンばっかりで)ドン引きする。
 
プリティーリズム・オールスターセレクション
1作目、2作目の最終回をやって次回は3作目の最終回だから、ひょっとして7月かららぁらが主役の新作になるのか? でもそれにしても、6月の残り2週は何をやるのかという気が。
 
ケロロアワー」
新作「ケロロ」が3分と、あとは傑作選方式で第1期から2回分4話。「ケロロ」はフラッシュアニメというからチープな映像を予想していたが、色使いまで原作に似せてあって見劣りしない……というかむしろこっちのほうが見映えがいい。小雪ちゃんなんかは旧アニメでは「声がそらの人だ〜」くらいしか思わなかったけど、「ケロロ」では何だか可愛いです。パロディも相変わらずで、5人そろってヴァイパーと戦うエピソードなどは、旧アニメでは「ゴレンジャー」ネタだったのが新作ではちゃんと「トッキュウジャー」ネタになっていたりする。

ただ、新キャラの新ケロロはあんまり魅力を感じないというか、ぶっちゃけ要るのかこの子?
 
◆日曜日
最強銀河 究極ゼロバトルスピリッツ
星矢が終わったかわりに4月から見ているが、未だに主人公が強敵と戦ってるのを見たことがない。異次元からの侵略者が来ているのに、それと戦うのはライバル的なキャラたちで、主人公が闘う相手は演歌歌手とか薬屋とかアイドルとかザコとか。それでも半ば無理矢理主人公のキャラを立てていて、私の知らない作劇手法でちょっと面白い。しかしこのペースだと裏12宮ブレイヴって、良くて3人目までしか出ないよね?
 
「烈車戦隊トッキュウジャー」
ゲストキャラが結局役に立たなかったのが意外。これが超トッキュウオー初登場回だったらうまく収まったんだが……。
 
仮面ライダー鎧武」
春から視聴再開。まぁボチボチ。
 
ハピネスチャージプリキュア
あ〜、でも「カードを集めてもかなえられる願いは一つだけ」と聞いて「知恵の実を手にするのは一人だけ」を連想するくらいには「鎧武」も見てます。

プリキュア」はゴン中山ゲスト回。本人は中々の好演だったし、そもそもサッカー勝負を展開するあたりがまず有名人ゲスト回らしい作りなんだけど、オードリーとかキュアゴリラとか焼肉屋と比べると今ひとつ目立っていない感じだった。

10周年メッセージがキュアエースだったのは「後から仲間になったくせにいちいち偉そうな新メンバー」つながりでしょうか。
 
ウルトラマンタロウ
MXでの放映。ムルロアの回まで来た。
 
◆非レギュラー 
「劇場版 宇宙刑事シャイダー
東映チャンネルで無料放映だったので2本とも視聴。初見。オメガのキャラ立ては何かいろいろ間違ってる。冒頭いきなりシャイダーをせこい罠にかけておいて「正々堂々」もへったくれもないし、宇宙刑事との因縁を描きたかったんだろうけど「ギャバンにもシャリバンにも負けたので武装を強化しましたシャイダー相手なら勝ちます」ってそれスゲェ弱そうだよ。

「追跡!しぎしぎ誘拐団」は、話はなんてことのない内容なので気を抜いて見ていたら、ゲスト悪役の爺さんが恐ろしいほどキレのいいアクションを披露したので度胆を抜かれた。キャストを確認……石橋雅史……「日本の俳優・空手家。段位は剛柔流八段・極真空手七段」ってそりゃアクションも冴えてるよ! 戦隊シリーズ含めて東映作品には割と出演してる人なのね(フリー百科事典ウィキペディアを参照)。

秘密基地のロケ地はこの頃からすでにおなじみ大谷の採石場跡と、ロングはひょっとして千葉の鋸山? 周囲が緑に包まれた直線の道とかも南房総っぽい。「しぎしぎ誘拐団」冒頭のつづら折の道はわからない……。センターラインが無いので何かの施設の敷地内だろう。

シャイダーといえばアニー、アニーといえばパンチラだが、森永奈緒美なのかスタントマンなのかカットごとに見分けが付く人と、どちらであれ一人のアニーだと捉える人と、どちらが業が深いのかとふと考えてしまった。