ワンダースワンがVitaの先祖?ハァ?

ITmedia ニュース」2012年02月06日 21時04分 更新
Vitaは「ワンダースワン以下の販売数」「誰も買いたがらない」 
Forbesに厳しいコラム

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同氏(テロ・キッティネン氏)は1月第4週の日本国内市場を分析し、Vita向けにリメイクが発売された人気タイトル「テイルズオブイノセンスR」が5万4000本だったのに対し、ニンテンドー3DS向けの「バイオハザード リベレーションズ」は14万6000本に上ったという結果を示す。本体の販売数は3DSが8万5000台だったのに対し、Vitaは1万9000台とPSPの6万6000台にも及ばず、1999年の伝説的な失敗「ワンダースワン」の週間販売台数である2万台以下になっている──と指摘する。

コラム中のワンダースワンカラーの写真には「PS Vitaの精神的な先祖か」というキャプションも付いている。
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シアー氏によると、モバイルゲームは据え置き機向けゲームとは異なる性格のものであり、スマートフォンなどタッチパネル端末の普及は「Angry Birds」などがヒットする「モバイルゲームのルネサンス」をもたらした。だがソニーはモバイルゲームの世界でいま何が起きているかに気付かず、据え置き機の携帯版、つまりPlayStationの携帯版であるVitaを開発してしまった。任天堂は据え置き機と携帯機の違いを知っており、ニンテンドー3DSの販売拡大はモバイルゲームの専用機に居場所があることを示すだろうが、それはVitaの場所ではない──という。
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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/06/news104.html
http://www.forbes.com/sites/terokuittinen/2012/02/03/sonys-ps-vita-knife-on-the-throat/

おいおい、販売不振という共通項しかないのに"WonderSwan Color - Spiritual Ancestor of PS Vita?(PS Vitaの精神的な先祖か)"とかいうなや。ワンダースワンは「据え置き機の携帯版」とは真逆の存在だ。


スワン三代。「Color」と「クリスタル」は投げ売り時に購入したものだが、元祖「ワンダースワン」は普通に新品で買っている。
だってカッコいいだろ? ディスプレイはバックライト無しのモノクロ、音声ボリュームはプッシュスイッチで三段階という素晴らしい割り切り方、だから標準的な電源は単3電池1本だ。一方で「縦にも横にもなる」という、据え置き機ではできない携帯機ならではの特徴を備えている。そして何より見た目がカッコいい!
今こそワンダースワンを再評価すべき、などとは横の物が縦になっても言わないが、Vitaとは性格が正反対なのだ。敗因もまた正反対で、ぶっちゃけた話、モノクロは少々割り切りが行き過ぎたのである。加えて、新規参入という不利もあった。PSPの不肖の息子Vitaと同列にされてはたまったものではない。



バックライト無しのモノクロディスプレイに乾電池駆動……。ボディは薄くポケットに入る……。ああそうか、私は昔からこういうのが好きだったんだな。

キングジム デジタルメモ ポメラ DM20  プレミアムシルバー

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以前取り上げた(2009年5月20日「ポメラが使える子過ぎる件」)DM10はボロボロになるまで使ったので、昨年5月にDM20を購入してます。去年11月に出たDM100は恐竜的進化と言わざるを得ず、少々ガッカリ。廉価小型のDM5があるから、残る進化の方向はあれだけだと理解はするけど。