トランスフォーマーアニメイテッドシリーズの玩具の売れ行きが心配だ、という話題。
ケース１。5月か6月半ば頃、秋葉原ラジオ会館4階にあるお店ではほとんどの商品が半額で売られていた。そのときは「ああ、小売店的にはきっと『リベンジ』の成功や『N.E.S.T.』の品薄騒動が記憶に新しくて、そのつもりで入荷数を決めたら余っちゃったんだろうな。秋葉原は客層も独特だしな」とあまり気にしなかった。
ケース２。7月の最終週、新宿のヨドバシカメラでジェットファイアーとジェットストームがタイムセールで半額で売られていた。そのときは「ああ、TV未登場キャラはやっぱり売れないんだな。単品だと合体ギミックもアピールしづらいのも問題かな。まぁ見切り売りでなく日時限定のタイムセールならこういうこともあるよな」とあまり気にしなかった。
ケース３。先週末、都内某所の玩具店では「トランスフォーマーアニメイテッドシリーズ 全品半額！」で売られていた。ちょっと待て、それって在庫調整でなくて完全な見切り売り、TFアニメイテッドの売り場自体を無くすって動きじゃないか!? これから発売される商品もまだたくさんあるし、普通に考えて商機はクリスマスをピークに明けて正月まで。8月にもう売り場を無くす判断をするなんて、まずあり得ないことだ。オプティマス&ロディマスセットもあったから、7月の新製品までは普通に入荷していたらしいのだが…。
ケース４。これも先週末、ケース１の秋葉原ラジオ会館4階にあるお店では、5月か6月半ばに半額になった商品の一部がまだその値段のまま売れ残っていた。そればかりか、7月第４週に出たばかりのセンチネル等も同様に半額だった。
「小売り店の店先を見た印象で売れ行きを語るな」とは言うものの、これってかなりヤバいんじゃないの？ TVシリーズが未だ放映中、クリスマスに向けて玩具商売はこれからが本番だというのに、主力商品が半額だなんて余程のことだ（というか未だかつて見たことが無い。秋始まりの番組ではたまにあるのだが…）。それが秋葉原のマニア相手の店（ケース1,4）、新宿の量販店（ケース2）、郊外型の中規模玩具店（ケース3）と、客層の異なる店で起きている。
まさか番組打ち切りとか、今後の商品ラインナップの見直し・発売中止なんて事態にはならないとは思うが、アニメイテッド以後のトランスフォーマーシリーズの展開まで含めて、今後の動向が気がかりなところである（と、無難にまとめる）。
