自動改札で切符が表返る

自動改札機に切符を裏返しで(黒い磁気情報面を上にして)入れてみる。すると、裏返しのまま出てきたものだった。

ちょっと考えれば理解できることだ。自動改札機の中に切符をひっくり返す機構を備えることと、裏表どちら向きに入れられても対応できるように磁気情報読み取りヘッドを2つ付けることと、どちらが構造的に簡単か? どちらが故障の発生が少なく、また整備しやすいか? まず後者だろう。だから裏返しの切符は裏返しのまま出てきた。

ところがである。先日、ふいと気まぐれに切符を裏返しで通してみたら、なんと表返って出てきたのだ。勘違いかもなぁ、と後日別の駅で試してみたが結果は同じ。切符が表返った。

近年はSUICA利用がメインだったため、切符を買うこと自体久々だったので、一体いつ頃から切り替わったのか見当がつかない。いや、いつからなんてのはどうでもいい。問題は「なぜひっくり返すようになったのか」だ。この理由がわからない。正直、推測さえ全くできない。この世には私如きの考えなど及ばぬ「改良」もあったものだ。