マッハ号ミニカーコレクション

前回の続きでマッハ号の話。コレクションというには貧弱ですが、といって普通とは言い難い数の我が家のトミカサイズのマッハ号たちです。

最上段はプレイングマンティス社・ジョニーライトラングの製品。左から1997年版、そのマイナーチェンジでホイール周りと一部モールドが変更されたバージョン、そして2000年版。2000年版は完全新規設計で一回りほど大きくなり、ライトがクリアパーツ化され、ボンネットが開閉可能です。モノはいいんですが、これで2400円はさすがにボッタクリだよなぁ、と今は亡き恵比寿のあの店を思い出す。
中段はマテル社・ホットウィールの製品。左端は映画「スピード・レーサー」での新型車マッハ6、中央は同じく「スピード・レーサー」版のマッハ5、そして右端は…? これはマッハ号ではなく、まぁ言ってしまえばモドキ商品。「Mマークが無い」「テイルフィンがない」「微妙に色が濁ってる」そして「ゼッケンナンバーが5ではなく6」という、実にモドキ商品の王道を行く差別化が図られています。1976年にはこんなアブナイものをラインナップしていたホットウィールが、30年以上の後にまさか正規のライセンス商品を売り出すことになるとは誰に予想できたでしょうか。
下段左はバンダイ・キャラウィール版、2001年発売。フロントフェンダーのボリューム過剰が気になるくらいで、このサイズのマッハ号では決定版と言っていい製品です。限定版はちゃんとツートンだし。まさかJL版を2400円で買った1年後に、定価630円でこんなのが出るとはなぁ……。
下段右はトミー〜タカラトミートミカブランドの2台。左は1997年発売、リメイク版「マッハGoGoGo」のマッハ号、右は今年の「スピード・レーサー」版マッハ5。97年版のアニメはかなり苦戦し、途中で大胆な路線変更をはかったものの3クールもたずに打ち切り終了という不人気番組でしたが、このマッハ号はなかなかの好デザインだと思います(それにしても、こいつといいマッハ6といい、リファインするとあからさまにミドシップなデザインになるのな)。実走可能な1/1モデルは今どうしているんだろう? 「スピード・レーサー」版は総合的に見てホットウィールの同車よりよく出来ているのですが(ていうかHW版はプラ製ボディで白が成型色だからどうにも安っぽい)、735円はさすがに高い。


ホットウィールの「キャリーケース・ランチャー」にランチされた7つのMマーク+1。