RX-500が30年の眠りから目覚める!

行くよ! 7月! 広島へ!!

伝説のマツダRX500展示へ
(中国新聞地域ニュース'08/5/19)
1970年の東京モーターショーに出品されたマツダRX500の復元が進んでいる。当時、驚異の性能と斬新なコンセプトで世界中に衝撃を与えた「伝説のスーパーカー」。約30年前から倉庫で眠っていたが、7月19日から広島市交通科学館安佐南区)で始まる企画展でよみがえる。

 RX500は、マツダが世界で唯一実用化したロータリーエンジン(RE)を搭載。最高速度は時速240キロを記録し、ドアを上方に回転させて乗降する「バタフライウイング」や緑、黄、赤色の3種類のテールランプなど斬新なコンセプトが話題を呼んだ。

 RX500が30年前の姿のままで倉庫にあることを伝え聞いた市交通科学館がマツダの承諾を得て、4月下旬から復元に着手。17日には、デザインを担当したマツダ関連会社顧問福田成徳さん(70)が西区の修復現場を訪れ、開発意図を解説するなど全面的に協力している。

地域ニュース扱いのせいでリアクションが遅れてしまいましたが……いやあ、長生きはするもんだ(しみじみ)。以前、このブログでもヨウ・モデリ1/43マツダRX-500のレビュー(2007-06-25付)に際して「やはり実車は現存するが、完全非公開となっている模様」と書きましたが、まさかその1年の後に実車を見る機会が得られようとは。
ところで、何故に「やはり実車は現存するが」と書いたかというと、商品仕様の問い合わせメールに対する返答に「諸事情から実車取材は不可能」とあったため。1年ちょっと前には、公開どころか模型製作のための取材さえ拒まれていたのだから、いやもう、まさか実車を見る機会が得られようとは……ううっ。

展示されるのはこのモーターショー出展時の姿ではなく、固定ライトに改められ、銀塗装に改められた後の姿なんですが、それは小さなことでしょう。