1/43マツダRX500

当初は11月下旬予定だったのに3月中未定に延期になったかと思ったら1月に前倒し、とコロコロ発売予定日が変わったKBモデル(国際貿易)/スパークの「1/43マツダRX500」が一昨日の土曜日にようやく届いたのでご紹介。
当ブログでも昨年夏の広島市交通科学館まぼろしスーパーカー展」は何度か取り上げましたが(08年8月3日付8月4日付8月13日付)、あれの目玉だったRX500の精密なミニカーです。RX500は昨年までは30年もの間実車の所在も知れない幻も同然の存在でしたが、広島市交通科学館学芸員ら関係者の奮起により復活(08年6月2日付)。今回のスパークのミニカーは、その際に明らかになった新事実や、実車の調査・計測を踏まえて作られたもの(だと思うんだけど確定情報無し…)で、発売前から期待してました。

購入したのは 1970年東京モーターショー版と、銀色のプロモーションモデル版(これは心情的に2008年広島市交通科学館版と呼びたい)。プロポーション、ディテールともまずは良好です。 全4種のラインナップのうち、なじみの薄い緑色や1971年ニューイヤー版には食指が伸びなかったのですが、この出来で5000円なら4種そろえても良かったかな? と思うほど。

おっと、これは新製品のスパーク版ではなく、2007年に発売されたヨウ・モデリのマツダRX500(2007年6月25日付)。広島市交通科学館で展示される、と新聞記事等で発表された頃、この画像は当ブログに空前絶後のアクセスを招きました。
これはこれでお気に入りなのですが……。


ヨウ・モデリ版(左)とスパーク版(右)を並べると、前者のデブさ加減がよくわかります(苦笑)。画像だとそれほど目立ちませんが、ボンネットに向けてのフロントフェンダーの抑揚がヨウ・モデリ版ではもっさりした感じだったり。
リア・コンビネーションランプの処理もやはりスパーク版のほうが何枚も上手です。ただ、これはまぁ後発の有利といったところ。上半分が横長ルーバー状のリアエンドの処理は、スパーク版もやっぱりエンビ板にプリントで再現度はあまり高くありません。このスケールではしょうがないですかね。


銀色の跳ね上げ式ドア仲間ってことで、同スケールのデロリアンとツーショット。スカイネットデロリアンはドアが開閉可能、対してRX500は一切ギミック無し。ドアやエンジンルームの開閉を再現したミニカーとか、どこかで出してくれんかのう。