電車の窓から崖の上に見えて、なんとなく気にかけていた日暮里の「諏方神社」に行ってみた（最寄駅は西日暮里）。
「日暮里・谷中の総鎮守の神社として名高く、八月の大祭には百軒近く露店が並ぶ」とのことだが（東京都神社庁「都内神社のご紹介」による）、今日は何のお祭りもなく、そぼそぼと雨の降るあいにくの天気。人影は少なく……ってそもそも私が神社に行くといったらお参りでもお祭りでもないのだった。
忠魂碑。大きさ比較用に軽トラを並べてみた（嘘）。台座も含めるとかなりの大きさ。
「忠魂碑 陸軍大将一戸兵衛書」
裏面。上端には「御大典 記念」。おそらく出征した人の名が並んでいるはずだが彫りが浅くて遠目なので確認できず。
左端に「昭和三年戊辰十一月建之 帝国在郷軍人會日暮里町分會」「高田忠周謹書」。
台座には寄付した人の名を記した石板がはめられていた。
ついでに、山車の車庫か何かの倉庫と思しき建物の入り口を守る狛犬たち。阿形。
吽形。
妙に愛嬌のあるお顔。でもこれ、ひょっとして塗装無しだと割と普通の狛犬なのでは…。
