ついでに…と言ってはなんだが、５月17日に上野恩賜公園で撮ったがそれきりだった忠魂碑。
「忠魂碑 希典書」、希典は言うまでもなく乃木大将だろう。ていうか「まれすけ」から一発変換できるんだな。
今まで多くの忠魂碑・忠霊塔を見てきたが、こんな形で補強されたものは初めてだ。単なる転倒防止ならば、何も元の輪郭をかたどった複雑な枠にする必要は無いし、一度破損したものの補修だろうか？ にしてももっと見映えよくできたのではないか。
ともあれ、一度は相当な手間をかけて補強された碑なのに、木々の間にまるで隠れるように立っている。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/index_top.html
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/annaizu26.pdf
「上野恩賜公園公式ホームページ」の案内図にも示されていない。この地図で言うと左下、「かえるの噴水」の下あたり。
これならもう撤去してもよさそうなものだが、それもできない事情があるのだろう。建立、補強、そして現在地への（たぶん）移設と、この碑がどんな歴史をたどったか興味深いのだが、肝心の上野恩賜公園が無いもの扱いだからちょっと調べにくそうだ。尋ねればきちんと答えてくれるとは思うが。
