最近観たテレビ番組

THE UNLIMITED 兵部京介 「中二病でも恋がしたい!」の二番煎じで「腐女子でも恋がしたい!」というのを思いついたがヤスイリオスケか誰かが既に描いてる気がした。そんなこととは無関係に、パンドラの子供メンバーのなかで何故パティだけがカタストロフィ号にいるんだという疑問。全員そろって出てこないならそういう時期もあったかもと思えるけど……。パティだけ別行動を取っている設定が何かあったっけ?
 
電人ザボーガー ホームドラマチャンネル放映分が4クール目、「電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ」に突入。なのに歌はそのままで「怪奇の事件はΣの仕業」と言われ続けるシグマが可哀相だ。ていうか濡れ衣だな。
そんなオープニングですが映像は一新。主人公・大門豊がザボーガーに乗って出撃すると、バイクに乗った新たな仲間が合流、共に爆発の中を走り抜け、最後にザボーガーが新たな姿を見せる……というものになりました。面白いのは、まだ本編に登場していないためか新キャラ・松江健はその名前もキャストも伏せたまま。それどころかヘルメットのバイザーを下ろした状態で顔もよくわからないという「じらし」オープニングでちょっと面白い。次回以降どうするんだろ、これ?
 
特命戦隊ゴーバスターズ 「五星戦隊ダイレンジャー」はラスト近くで変身(転身)できなくなってしまうけれど、それでも敵に立ち向かうわけですよ。そして変身前の姿で名乗りポーズをやってみせる。
リュウレンジャー、天火星リョウ!」「シシレンジャー、天幻星ダイゴ!」「テンマレンジャー、天重星ショウジ!」「キリンレンジャー、天時星カズ!」「ホウオウレンジャー、天風星リン!」
「天に輝く五つ星!」「「「「「五星戦隊 ダイレンジャー!」」」」」
それを敵幹部が「バカめ! 転身も出来ず揃い踏みかぁ? 笑わせるな!!」と嘲ってバトル突入、という燃える展開。変身前というのはつまり、スーツアクターでなく変身前の役者が演っているということで、その力量を見せつけてくれました。
スマイルプリキュア」の最終回も、絶望の淵に落とされて、でもそこから這い上がってなお強大な敵に立ち向かうという展開だったんだから、戦隊シリーズに倣って「変身前の姿で名乗り」をやって欲しかったよね。でもまぁシリアスな場面に「ぴかぴかぴかりん、ジャンケンぽん!」は合わないか。
……ええと、何の話だっけ? そうそう、そんな変身前名乗りが今年は盛り上がんなかったなぁと。まさかイメージ扱いだとは思わなかったよ。まぁマスク割れでその拍子抜けの分を補ったか。
陣は結局死んだままのように描かれているけど、「どうせ来年のvs映画にはビートバスターも出るんだよなぁ」と醒めてしまった。実際にはもう二度とビートバスターは登場しないとしても、「いま」そう思わせてしまった時点で、失敗だったんじゃないかと。
「ゴーバスターズ」に続くは「サンバスターズ」……ではなく「獣電戦隊キョウリュウジャー」。「北斗の拳」並にテンション高い千葉繁のナレーションは予想していたが、「恐竜も人間もサンバで変身!」ってのは予測不能というか何がなんだかわからないよ!?
 
ドキドキ!プリキュア 「しあわせの王子」と聞いて思い出すのは西川伸司の「じじばばファイト」。なんて話はどうでもよく。
主人公か、でなけりゃ最初の仲間がおバカキャラなのは、ひょっとして「美少女戦士セーラームーン」から「スマイルプリキュア」までずっと続いていたんじゃなかろうか? そんなこと今まで意識していなかったけど、マナと六花がそろって優等生なもんだから何だか気になってきた。出来の良し悪し以前に、メインターゲットの女児たちは思い入れしづらいのではなかろうかと心配になります。