「獣電戦隊キョウリュウジャー」
ああ、これなら大丈夫だと妙に安心。今年は全力で「売れる要素・ウケる要素」を投入してきました（それがわかっているのに出し惜しみして、目新しさを狙うのが戦隊シリーズの恐ろしいところ）。ただそのせいで「歌う変身アイテム」が「仮面ライダーウィザード」と被っちゃいましたが、マァ雰囲気はだいぶ違いますから大丈夫でしょう。メインライターは三条陸でお話の面も……少なくともキャラ立てについては不安無し。
どうでもいいけどサンバのホイッスルを聞くと「がんばれ!!タブチくん」を思い出すのは私だけか？
「THE UNLIMITED 兵部京介」
「ジェネレーション・ゼロ」って「日本初でBABEL以前のエスパー部隊」という意味だけでなく、「ゼロ戦世代」の含みがあることにアニメの次回予告で初めて気付いた。
ヒノミヤ絡みのストーリーがまさに転換点に差し掛かったところで、原作ありの前後編に時間を割くのは停滞のような……。まぁこういう贅沢な感想を言えるくらい、アニメオリジナルストーリーとしていい感じだということ。
「まんがーる！」
原作から気になっていたけど、あき＝ホワイトオータムの設定って盛り過ぎだよね。オリジナルの魔法少女本を描いていて、そのヒロインのコスプレで有名なレイヤーで、カップリングに惹かれる腐女子でもあるという。なんつーか、マンガ好きの非オタが想像する同人、みたいな設定。
それにしてもあき以外の３人は男性向けにせよ女性向けにせよ18禁同人誌見たらどう反応するんだろうか。
「未来警察ウラシマン」
毎週見てはいるけど微妙な気分。特にメインストーリーに関わる要素が出てくると、こっちがいたたまれなくなる。リュウの超能力もルードヴィッヒの野心もフューラーの正体も目的も、ストーリーの縦線になる要素はそろって超肩透かしに終わるとわかっているので正直つらい。「過去にささったトゲ」の回とか、あーあーあー、こんなネタ振りしておいて……むきゃーッ！ と奇声を上げるたくなる。
まぁ、そこらへん踏まえてキャラクターの掛け合いを面白がればいいわけで、ある意味とても80年代的アニメだ。
