ホットウィールHONDA CR-X

いつの間にか発売されていた、マテル・ホットウィールズの"1985 HONDA CR-X"を店で見かけた。

商品名はただのCR-Xなのに……。


リアシートを撤去し、そこにエンジンを移設したミドシップ改造車なのだ! って、テカテカのメッキのせいで写真ではわかりにくいか。


運転席とエンジンルームとの仕切りもちゃんと設けられている。リアスポイラー下やバンパーのメッシュ状のモールドも芸コマだ。

ミドシップCR-Xは、「よろしくメカドック」に登場したほか、私は未読だが「キング」というマンガでは主役級で活躍しているらしい。

よろしくメカドック 4 (集英社文庫(コミック版))

よろしくメカドック 4 (集英社文庫(コミック版))

MODELER'S 1/43 メカドック CR-X ミッド 完成品

MODELER'S 1/43 メカドック CR-X ミッド 完成品

KING 2 (ヤングマガジンコミックス)

KING 2 (ヤングマガジンコミックス)

現実にも、ジムカーナ用としてミドシップCR-Xは製作されたそうだ。
http://www.j-tipo.com/magazine/168.html
http://www.backyard.co.jp/snb9.html

ところがこのホットウィール版はそれらのどれとも違うのである。


一目でわかる違いがボンネット。冷却効率向上のためだろう、大きくえぐられている。こうなると改造車でなく、プジョー205量産車に対する205ターボ16のイメージだ(外見は似てるが実質は別物の少数限定生産車)。何か元になった車はあるのか、それともホットウィール独自のデザインなんだろうか? いずれにしても、ホンダがよくこれにOKを出したもんだと思う。


トミカリミテッドヴィンテージネオ名前長っのHONDAバラードスポーツCR-Xと並べてみた(Siの追加はマイチェン後だと思っていたが、セミリトラのSiもあったのね)。標準的なミニカーのサイズなのはHWのほうだが、きっちり1/64なのはTLVのほう。CR-Xの小ささを改めて感じる。
ホットウィールには珍しく、ヘッドライトがクリアパーツで再現されているのも特徴か。フロントグリルに相当する部分までクリアパーツだが、これもデザインのうち?

トミカリミテッドヴィンテージ NEO TLVーN22b バラードスポーツ CR-X Si 赤/黒

トミカリミテッドヴィンテージ NEO TLVーN22b バラードスポーツ CR-X Si 赤/黒

◆◇◆◇◆◇ 追加 ◆◇◆◇◆◇◆◇
コメントを受けて画像を追加。

ライセンス表示は裏側、ちょっと目立たない位置にあります。これは自動車メーカーごとに対応が違っていて、三菱のように表示しなくて良いというメーカーがある一方(以前にミニカーメーカーのシー・シー・ピーに問い合わせて確認)、ランボルギーニなどはメーカーエンブレムのホロシールの表示を条件としているようです。