/機動戦士ガンダムAGE#49(最終回)

「真のエンディングはゲームで体験してね!」……てな感じの、あのね商法かディケイドかという幕切れを予想していたので、それよりはよかった。

1年4クールのシリーズを振り返って、総評を一言でいえば「素人の作品だった」に尽きる。作画やキャストはプロなりの仕事をしていたと思うけれど、脚本・構成に関して言えば「力が足りない」というより、そもそも「基礎が無い」。なので感想の書きようもなく、とりあえず全話分書いたものの、途中から本筋には触れないようになってしまった。

まぁ「物語の大枠は悪くない。ポテンシャルは大きかった」とか、「○○というキャラを生み出したことだけは評価したい」とかいう誉め方は可能だけど(しかし私には○○に該当するキャラさえいないのだ)、これって新人賞佳作入選作の講評みたいなもんで、たいがいの創作に当てはまる評価だしな。

ただ、ノベライズ版の評判を聞くに、「大枠は悪くない」というのは実際そのとおりの模様。私はまず積ん読の山を崩して、これも評判の良い「UN-GO」を読んで、その後で読むか読まないかを考えることにする。