週刊少年チャンピオン#18

編集後記
「誰か!4P!しめ切りは6日後!」という編集長の叫びから生まれた読切が単行本2巻に迄なりました。SBJ最終回。NJSTK!!(切)
えーと、3巻は?
いやまぁチャンピオンにはよくあることだから驚きはしないけど……。
『行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ』
というわけで「NJSTK(ヌマタジュン先生の闘いはこれからだ)」と最終回。内容は予想通りというか、前回のヒキから最終回となれば、まあこうなるよな的な話でした。前回の感想(23日付)のA2とA1を足し合わせたような。単行本最終第3巻の刊行予定はありません、という予想は外れて欲しかった(泣)。
こうしたお仕事日記マンガだからこそ、NJ先生の人間観察とペーソスの持ち味を発揮できたと思うんだけど……。どうなんだろう、今後どういうマンガを描いていくのか想像できない。いっそ他誌にいったほうがいいんじゃないか、とも思う。マンガ雑誌でないほうが資質を正しく活かせるんじゃないだろうか。
バチバチ
ドカベン、SBJに続いてバチバチまで最終回! しかしこちらは「何かが始まる最終回」というわけで、すぐに新シリーズが始まる模様。他誌で「重大発表」といえば普通はアニメ化なんだが、どうなんだろう、アニメ向きとは思えんし噂も聞かないし……。単にタイトル変更の発表だけか?
りびんぐでっど!
これまた「新章突入!」的な新キャラ登場。いきなり正面きって「あなたが例のゾンビ女?」だと灰田に言う、というのはボケキャラ揃いのこのマンガでは、ただそれだけでインパクトがあります。もっとも、冒頭のおばさんの台詞からすれば、ただ単におばさんから聞いていただけという可能性もあるが……。
『ガキ教室』
前回「これにどういう解決を与えるかで序盤の作品評価がおおむね固まるな」と書いたが、評価保留になるような幕引きに。「事件は回避されたが、問題は解決していない。」というハシラが巧いわ。何かしら晶自身の過去にも関わるような問題なのか。
『バイオハサード マルハワデザイア』
ドカベン、SBJ、バチバチに並んでこれも連載中断! ここからようやく「バイオハサード」らしくなる、というところなのに……。といっても5月31日発売号から再開予定。単行本第1巻は6月に12カ国同時発売決定、という秋田書店らしからぬ大仕掛けです。何故かアメリカが含まれていないのが面白い。