デジモンクロスフィギュアシリーズ11「ツワーモン」

特訓に励む主人公シャウトモンの前に、突如現れた謎のデジモン! 果たして敵か、それとも味方か!?

……という無茶苦茶おいしいキャラだったツワーモン。しかし、時間帯変更に伴うストーリーの仕切り直しのため、今後活躍があるかどうか微妙な立場になってしまった。
アニメ「デジモンクロスウォーズ」は続きますが、フィギュアの商品展開はどうやらこれで終わりのようです。下手な写真でレビューなんてラーフストップ! すなわち笑止、といわれそうですが、買う人も少ないでしょうし、まぁザックリとやってみましょう。

う○こ。ではなくスカモン…、でもなくダメモン。後ろでコントローラーを握っているのはチューモン…、ではなくチューチューモン。スカモン&チューモンとの関係は不明。つーか多分これという設定は無い。
アニメではバグラ軍のリリスモンに取り入り、役立たずの道化を演じていた。「ダメね。ダーメダーメ!」が口癖。チューチューモンは描かれているのに、いないことになっているのか台詞は一切無かった。
しかしまぁ、アニメキャラとしてはこういうデザインもアリですが、玩具としてはかなり大胆な部類に入るでしょう。

うん○が割れて、正座のニンジャが現れる。「ダメモン進化〜〜!」……とは言わず、アニメでは「デジ忍法武人変化」でした。実は第三勢力トワイライト軍の間者で、バグラ軍を巧妙にたきつける一方、主人公たちに密かに協力してバグラ軍の内部崩壊を狙っていたのだった。
しかし時間帯変更によりバタバタとストーリーを畳んでしまい、トワイライト軍はバグラ軍に合流。さらにバグラ軍がデジタルワールドを掌握してしまったため、ここらへんの設定はもう生かされない模様。実にガッカリ、なんというリズムロスト! すなわち拍子抜け。
玩具の箱に書かれている設定では

能力を拘束制御していた重装甲の「噴噴アーマー」を解放して世を忍ぶ仮の姿から真の姿へとなったのが忍者デジモン・ツワーモンだ。

ってことになってます。

膝を伸ばし、膝から下を180度回転させて、ふたつの武器を連結するとツワーモンの完成。
……完成? これで?

公式の変形だと足首の収まりが悪く落ち着かないので、伸ばしてポーズを取ってみた。ついでにチューチューモンも畳んで後ろ向きに。
このほか、別売りのダークナイトモンとの合体、というかダークナイトモンの武器になるギミックもあるが、私は持っていないのでパス。
可動ギミックは、肩の付け根回転と横へのスイング、ひじ、手首回転。腿も付け根回転とスイング、ひざ。まー最低限の可動で、あまりポーズは付けられません。
変形も、シルエットがガラっと変わるのは面白いのですが、単純なガワ変形ですし、総じてあまり人に薦められた商品ではありませんね(ここまで書いて結論はそれか)。