ジャンカーがこっそりパワーアップ

『ジャンボーグA』からの話題を前回から続いてもうひとつ。第27話から登場している第二の主役「ジャンボーグ9」は立花ナオキのマイカー、ジャンカーZ(ホンダZ)が変身するのだが、そのジャンカーがいつの間にかパワーアップしていた。

こちらが初期の姿(画像は第30話)で、オープニングや変身バンクもこれ。

こちらがパワーアップ?後。バンパー上にフォグランプが追加され、ホイールアーチにはオーバーフェンダーが張り出している。画像は第36話。私は基本流し見なのでこの回まで気づかなかったが、31〜35話の間に変更になっていた可能性もある。

さらにもうひとつ、初期型はホイール&タイヤもノーマルのようだが…。

パワーアップ後は、オバフェンに合わせてアルミホイールに幅広タイヤとなっている。
これはどうしたことなんだろう?
1・車は同一で、フォグとオバフェンを追加した。
2・車自体が違っている。
このどちらかなんだけど、どっちにしてもちょっとおかしい。
1だとしたら、なぜそんなわざわざ手間をかけて、オープニングや変身バンクとは違う、違和感のある形にしてしまったのだろうか? このパワーアップ?は劇中で特に意味のあるものではないし、劇的にカッコよくなったわけでもない(ポケッと見てると気づかない)のに。
可能性は2のほうが大きく、「何かしらのトラブルで初期の車が撮影にたえない状態になってしまったため代替車を求めたが、そのとき調達できたのは元とは少々グレードの異なるものだった」なんてのはよくある話。しかし、仮に「初期型はオプションパーツで飾り付けたドレスアップ仕様だったが、代替で用意できたのはノーマル仕様だった」ならばすんなり理解できるのだが、これは全く逆。ノーマル仕様からドレスアップ仕様になっているのである。ノーマル仕様が調達できなかった、なんてことがあるのだろうか?
さらに、もうひとつ理解しがたいのがナンバープレートだ。初期型・パワーアップ後とも、「8 品川 そ 39-65」。同一の車ならナンバーも同一ってことでいいけれど、別の車だとしたら撮影用にわざわざナンバーを付け替えたことになる(これで公道を走ったら違法です)。姿形が違っているのに、ナンバーは同一にした? そんなとこまで見てる視聴者なんてごく少数だろうに。
というわけで、なんだかよくわからないパワーアップ?なのである。