週刊少年サンデー#6,7

神のみぞ知るセカイ』FRAG35「なにかの☆よあけ」 
書き忘れていた前回分から。いや、まさか「今この時代に遊んでも遊んでも遊びきれないほどにはギャルゲーって発売されてないような気がするんだが」(08年6月18日付)というツッコミに答が用意されていたとは。
ただ、「かつては3万本売れれば大ヒットだった美少女ゲームが、全世界で500万本クラスの売り上げを記録するようになったのです」なんてえのが作品世界の現実だとすると、神にーさま並に寝食を忘れてギャルゲーに耽溺している人間は決してマイノリティでは無い気がする(苦笑)。現実世界のネットゲー廃人みたいな? いやまぁ、ネトゲ廃人も決してマジョリティではないか。
しかしまぁ、ギャルゲーが「GALGE」として国際語になっているという設定とか、そういうところで作者に微妙な親近感を感じるなあ(08年8月20日付)
それとかなりどうでもいいけれど「ガイアの夜明け」ってそんなにメジャーなのかしらん? キー局が東京12チャンネル(←古!)では全国区とはいえないような。
 
神のみぞ知るセカイ』FRAG36「24ビットの瞳」
一部で待望されていた(08年10月20日付)女先生ヒロインシリーズの開幕。といっても担任ではなく新キャラの教育実習生でした。ワタクシ的には、あの服装なら襟元を開けてるよりもネクタイを締めてくれてたほうが琴線に触れるのですが。
閑話休題、ギャルゲーが少なからぬ人にとって至上の存在という90年代的な設定にフォローが入ったかと思ったら、今度は「プロレスこそ夢や希望、そして理想の強さを追うスポーツです!!」て80年代的な価値観か。不思議なマンガだなぁ色々と。
ハクア編で駆け魂狩りの果ての無さを知り、さらにちひろ編を経て、リアルとの向き合い方が多少は変わったかと思われた桂馬ですが、この新シリーズ第1回では相変わらずの様子。さて今後はどう展開するやら。
 
はじめてのあく
悪の組織の幹部がありきたりな日常に紛れ込み、周囲との感覚のギャップに翻弄される……という設定は今どき新鮮味はないけれど、ボサ髪のめがねっ娘という造形のヒロインはちょっと良いと思った。10週前あたりで登場するライバルキャラが今後の肝かなー。

結界師
意外と言えば意外な展開なんだが、こういうのはむしろ超展開というかなんというか。伏線、あったっけ? つーか直前の6号掲載分でさえ箱田くんは「扇一郎… あれは… 人間じゃないヨ…」と言って一郎のほうに恐怖してたし。

『サンデーvsマガジンTCG
「岩清水弘は― きみのためなら死ねる!」って、こんなカードがラインナップされてるのか。となると、対抗してサンデー側から『あ〜る』の鰯水君にエントリしてほしいところ。

魔王 JUVENILE REMIX
いきなり潤也と犬養との対峙から始まるもんだから、1回読み忘れてたかと思ったわ。安藤兄の言葉を発したのは潤也のブラフだとは思うが、何かしら超常現象だったりするのかしらん。そして7号は休載。