「太臓もて王サーガ」
「言っとくが俺は最初からクライマックスだぜ――――！！」
もう仮面ライダー電王ネタか！ いつ描いてるんだこのマンガ!?
ラブコメにひと段落つけようとする展開に。最後にわざわざ悠、太臓(そして夕利に乾)が邪魔に入ってくる可能性を排除しているから、次回で矢射子と阿久津についてはカッチリ決着を付ける様子。つーかその後の連載はどうなるんだろう……。
「Ｐ２！―let’s Play Pingpong！―」
ここでまさかのヒロムの出番！ 試合に出るとしてもまた後日、しばらく部内での練習を重ねてからかと思っていたから意表を突かれた。このテンポが打ち切り崖っぷち漫画の面白さか。
友情のためでなくただ己の意志として、努力こそ随分重ねてはきたけれど、勝利の可能性は全く無い……というのはひょっとして「ジャンプ」には新しいのかも。あまりにも悲壮感が無さ過ぎることにちょっと違和感を覚えなくもないけど、まぁこういう純粋さはいいやね。
前回語られた大熊の精神面の強さ、惨敗してなお残って見学していく図太さと、今回ヒロムが見せた意志とは等質である、てな感じでしょうか。
ところで「P2!」と「Ｐ２！―let’s Play Pingpong！―」、どっちがはてなキーワードとして相応しいのだろう。
「重機人間ユンボル」
前回のうちに総括的なことを語ってしまったので、今回はあまり触れることもなかったり。とりあえず「ゲンバー大王は現場主義」がただのネタでなく、「余が現場に立ち続け、目の当たりにしてきた世界の真実…！」てな具合に、王族に叛旗を翻した動機のひとつだったというのがカッコ良過ぎでした。
