こうして書き留めておかないと、積ん読どころか以下同文。
『人間の土地』(ISBN:4102122028)がべらぼうに面白い。「もっと早く読んでおくべきだった」ではなく、「これまで読まずに取っておいてくれた過去の自分に感謝する」と思うほど面白い。一文一文がいちいち面白いので、なかなか読み進められないのが難だ(やっと1/3)。
感想とかは読み終えた後で、これは「明日は昨日の為にある」のほうでの扱いになるかな。「飛行機のおかげで、ぼくらは直線を知った。」とかいった、近代の機械(飛行機)によって得られた新たな視点と、それを立脚点とする比較文化論的な思考……あたりを、私自身が飛行機による移動ではなく鉄道旅行を好む理由と併せて語りたいです(なんか鬱陶しい長文になりそうだけど)。
で、この新潮文庫版は表紙だけでなく解説も宮崎駿が手がけているのですが、その宮崎駿+飛行機の新刊ということで……。
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの
- 作者: ロバート・アトキンソンウェストール,宮崎駿,Robert Westall,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: 単行本
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- 作者: 三好好三,福川博英,満田新一郎
- 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
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- 作者: 五十嵐佳子,水木しげる
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
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