おとぎ銃士赤ずきん#6

「……林檎、僕はたぶん死ぬだろうけど、そのことで、赤ずきんや、静森さんやその仲間たちを恨んだりしないでくれ。彼女たちだって僕と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけれど、他人を恨んだり、自分のことを責めたりしないでくれ。これは僕の、最後の頼みだ……」
ビデオレターの書き置き、というだけで条件反射的に涙腺が緩んでしまう……。いや全然無関係なんだけどさ。
それにしても、知り合って間もない同じ年頃の女の子が無防備で同じ部屋に寝ているというのに、動じない、というか全く気にもかけない14歳男子には違和感。色々と品の無い冗談がぽこぽこ思いつくけどこの場では控えておく。「何がどうそれなのか未だ言明されていない『鍵』は、実はまだ使える状態でない」とかな(これならギリギリセーフ?)。ところで、着道楽なのに寝巻はもってない白雪ってのは勘弁して欲しかった……。設定の手配とかもそれなりに手間なんだろうけどさ。