週刊少年ジャンプ#29

家庭教師ヒットマンREBORN! とりあえず山本の「何だ獄寺! 来てたのか」のリアクションには大ウケ。その山本をキャッチボールで利用する獄寺の機転もなかなか。
ONE PIECE ここまでキャラクターを立てたTボーン大佐が一撃で敗退とは、また贅沢な使い方だな(苦笑)。再登場は……扉絵劇場?
魔人探偵脳噛ネウロ 篠原、あの眼は元からああなのかよ! なのにフツーの人間なのかよ! しかも今回限りで死亡退場かよ!! また贅沢なキャラの使い方というかなんというか……。
連載の長期化をにらんでついに転機を迎えたか、人の姿をした謎そのもの(?)というべき新キャラ登場。予告でも「かつてなき恐ろしい『謎』が!?」とアオっているし、これがシリーズ全体を通しての敵役になるのか?
サモンナイト エクステーゼ 読切の漫画版の予告カットがあまりにも違和感が無くて、しかもこの新作でキャラデザインが黒星紅白飯塚武史)から変更になったものだから、一瞬とはいえ大森葵岡野剛を混同してしまった……。
それにしても、岡野剛がこれほど器用に絵柄を合わせられるとは思わなかった。さすがベテランといったところか。
DEATH NOTE ミサひとりだけでローラー作戦かい……。まぁ、死神の目のこういう使い方は忘れかけていたから、ちょっと巧いなとは思った。しかし、次々に所有権が移ることを前提にしているのにローラー作戦か……ううん。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 いやまぁ、前回のミステリ展開放棄については、ジャンプだしこんなもんかとも思ったけれど、今回はちょっと……。
ムヒョは3日間眠り続けるはずなのに、水かければ目を覚ますし、起き抜けでも「上級魔法律」とやらが使えるなんて、実質的に無制限やん。『神撫手』じゃあるまいし、作者自ら定めた「魔法律の使用制限ルール」をわずか半年で(それもなんの波乱も無しに)破るってのはいかにも場当たり的だ。
今さら書くのもなんだが、ソフィーの行動もヘン。最初から外にいるのなら、ムヒョたちを魔監獄に閉じ込めたままにして、自分を倒せる魔法律家がいないうちに監獄守を殺して逃げればいい。「シリアルキラーだから行動に不合理なところもある」…という逃げ道は、作者自ら「彼女はとても賢い」という台詞で絶っているし(苦笑・でも賢いくせに今井はその場のノリで逃がしてるのな)。
まぁ、こういう「2週先のことは考えない・先週のことは忘れてる」展開も、いかにもジャンプ的といえばそのとおりなのだが……。
こち亀 「子供っぽいの定義」「占いの嘘」「セクハラ逆ギレ」そして「クールビズ」と、思いついたけれど1話分にはできなかったネタをただ数珠つなぎにしただけ。まさしく「や・お・い」だな。