週刊少年チャンピオン#49

「囚人リク」　特別懲罰房に入れられてもう７日か。豚さんの出産はいったいどうなったんだろう？　それと野暮なツッコミかもしれないが、今はリクの悲鳴が聞こえるのに「７日前から１日１本ずつ」のときにはどうして気付かなかったレノマ。
それにしても、この看守は一体どういう自供を引き出したいのか？　脱獄である可能性は既に（緩やかにだが）否定しており、ほかに何とも思い当たっていないのに……。ここが不自然過ぎるのも、今の展開に乗り切れない理由。単なるサディストだというほうがむしろ説得力がある。
「シュガーレス」　鹿嵐がツンデレ。「か、勘違いしないでよね！　手を貸すわけじゃないんだから！　私は自分の相手をブッとばしに行くだけなんだから!!」　と言ってはいるけど、それにしても集団vs集団ってこのマンガには珍しいな。
（追加：間違えていた人名を修正。いけねぇ、ヒラオリはメガネ君だった。「ヒラオリ！」って台詞は後ろにいるヒラオリの仲間が声を掛けてるのか）
「パンダのこ」　ようやく短期バージョンに無かった話に突入。パンダの成長要素は少なめのユルいコメディで、今後はこういうのが基本になるのかな。成長しちゃうとまた短期版と同じく別離の話をやらざるを得ないし。
「バチバチBURST」　いやいや「かんけーねー」じゃないよ!?　「投げを打つには何の支障もねーよ」ってそう言われりゃそうかと思ってしまうけど、まさかあの手で投げを打つとは思わなかった。ビックリした（小並感）
あと天雷と王虎がときどき見分けつかなくなる。
「名探偵マーニー」　いい話でした。展開も捻りが効いているというか、どの段階でどう解決となるか予想がつかなくて面白かった。　
「ブラックギャラクシー６外伝」　「あずまんが大王」のヨミ、「Ａチャンネル」のナギに加えてギドラさんで眼鏡×要ダイエット三巨腹もとい三巨頭だな。ふつうのマンガの描写なら「体重計を気にしている」止まりなのに、容赦なくたるんだお腹を描くあたりが阿部共実だ。
それにしてもヨミ、ナギ、ギドラと並ぶと悪の超能力者と古代神獣と宇宙超怪獣が集結したみたいね。
「バイオハザード　〜マルハワデザイア〜」　マザー・グラシア死す。結局、これまでに描かれたことだけが狂的な独裁に走った理由なのか？　釈然とせんなぁ。それと、体制だけでなく地理的にも閉鎖的な学園に「フードの女」が侵入できたのは、誰かしら学園上層部の人間が手引きしたからだと思っていたんだが、それはマザーとは無関係なのか？
「てんむす」　先週の段階で「ニコは勝ったか負けたかのどっちかとして」とか書いたら大体そのとおりの扱いだった。花ぽんはこっそりと勝ち抜いているが、この娘ももう活躍しようがないんじゃないかね。
「スポ×ちゃん！」　かすみは終わってみれば面目を保ったのね。基本動作部門でメダルというのが巧くキャラを立ててるな。
作者の「1巻の初速が悪かったので、2巻の初速で今後の運命が決まりそうです。よろしくお願いします」なんてツイートを見ると大変なんだなぁと思う。まぁ２巻から対外試合が始まって盛り上がっていくから言われなくとも買うけど。

スポ×ちゃん 2 (少年チャンピオン・コミックス)