しかし「HXH」が終わってマジで「めだか」しか読むとこないな……。金曜売り・土曜売りが無かったら立ち読みだけで済ましてるところだ。
「めだかボックス」
新シリーズ２話目。仕切り直しは予想してたけど、ここまできっぱりと別のマンガになるとは思ってなかった。「箱庭学園の外にまで舞台が広がる」でなく「箱庭学園とは全く無関係な場所での新しい物語」とはなぁ……。
安心院さんが言ったとおり、箱庭学園の物語としての（引いては学園物としての）「めだかボックス」はアニメ前に最終回を迎えていて、新シリーズはボーナストラックなんだな。前シリーズで言いたいことは言い尽くしたっぽいから、ここから先はこれという含みの無い娯楽作になりそう。変態どものキャラ立てにはちょっと疑問もあるけど、安心院さんを先鋒にして、「あの安心院さんがどんな負け方をするんだろう？」と読者の興味をつなぐのが巧いです。あと、「不知火とか半纏とか実戦で役に立つんか？」という疑問も大きいか（つーか不死身であることが条件なら日之影先輩を外したのはやっぱり謎だったり）。
ただ、前シリーズでなまじ主人公に祀り上げられたがために（作品内の認識としては生徒会長になったがために）、新シリーズでは正々堂々と出番をなくしているヒートが惨めだ。
どうでもいいが空母の絵がコピーやトレスでなくて偉いと思う。……いや、遠まわしに｢下手過ぎる｣と言っているわけではありますが。
