「ウルトラマン」で、ビートルがブイトールと言われた回は第３話（製作第３話）以外にあるか？ という話題の続き（前回は５月１日付）。さる日曜日にファミリー劇場で放映された第５話（製作第２話）「ミロガンダの秘密」を視聴した。この回も、ジェットビートルは登場するものの名前は言われず。
視聴報告だけではつまらないので、ついでに三角ビートルの話でもしておこう。
これは、昨年発売された食玩「 HDM創絶 ウルトラ超兵器 -科学特捜隊&ウルトラ警備隊編」のひとつ、小型ビートル（通称：三角ビートル）だ。形状や塗装は優れており、値段も手頃でお買い得感のあるアイテムだが、マーキングが安っぽいシールなのが実に残念だった。コストの都合も有るだろうが、画竜点睛を欠くとはまさにこれ。
上面からみるとその通称どおりの三角形、だが横から見るとジェットビートルと同様に流線形（涙滴形）になっている。とはいえジェットビートルとは違い、コクピットから後ろのラインはフラット、「三角」のイメージを生かしたシャープなラインを形成しつつ、機首下面にふくらみをもたせることで流線形を成しているのだ。シンプルなフォルムに様々な要素が複合している、よく練られたデザインの架空機だと思う……が、何故だかあんまり人気が無いんだよねこの子。「 HDM創絶 ウルトラ超兵器 -科学特捜隊&ウルトラ警備隊編」の中では、これがとにかく大量に売れ残っていた。ウルトラホークに比べて人気が無いのは当然とは思うけどさ。
